4/30~5/2の2泊3日で東北をドライブして来ました。
4/30はまず常磐道経由で仙台へ。いわき以北は初めて走りましたが、遠目に福島第一原発が見えたり、高速沿いに「ここから帰還困難地域」の看板が立っていたり、まだ震災からの復興が終わってはいないことを実感させられます。
仙台までの間は片側1車線ですが、追い越し可能区間が短い間隔で現れるので、それほどストレスは感じませんでした。
仙台港ICで高速を降り、昼食は牛タンを食べにたんや善治郎多賀城店へ。
ぷりぷりの牛タンにとろろ飯、テールスープ、全部おいしかったです。そこからR45で松島へ。まず松島中心部手前の双観山へ寄りました。
行った際には他に誰もおらず、静かに海と島々の景色を眺めることが出来ました。松島の中心部は観光客であふれてましたが、ここは以前に訪れていたのでスルーして、奥松島の大高森へ。ここは松島四大観のひとつで壮観と呼ばれてるそうです。
駐車場に車を停めて15分ほどの山登りで頂上まで行くと、写真の様に上から海と島々の絶景が見られました。ここも人が少なくて良いところでした。
ここから三陸沿岸道路で気仙沼まで行きました。片側1車線の無料の自動車専用道で、松島から八戸まで無料で行けるというのがすごいですが、追い越し可能区間の現れる間隔が長いので、遅い車に引っ掛かると延々と車列が続いてストレスは溜まりますが、下道よりは遥かに早いので、無料だしやむなしですね。
気仙沼手前の大谷海岸ICで降り、東日本大震災遺構・伝承館へ行きました。ここは16時で受付終了で、最初に見る気仙沼の被災の映画の最終回1回前に入れました。
写真は高校の校舎の3階の教室に津波で流された車が残っているところですが、周りの現在の風景と校舎内外の遺構とのギャップが凄くて、災害は突然やって来るということを実感させられます。制服の女子高生が外人夫婦のガイドをしていましたが、震災の時には小学校に入るかどうかだった子がそうやって働いてる姿は尊いなあと思いました。その後は浦島大橋、気仙沼大島大橋とでかい吊り橋2本を渡り、気仙沼大橋で宿泊。
2日目は気仙沼海の市におみやげを買いに行きました。気仙沼には震災前にも来たことがあり、その時は港の周りはごちゃごちゃした街でしたが、その記憶と、昨日見た被災の映画と、現実の復興した港と街の姿を見て、なんとも言えず不思議な気持ちでした。
気仙沼から30分ほど走り、唐桑半島の巨釜へ。
ここも人はあまりいませんでしたが、海と巨岩の風景がとても良いところでした。この後、陸前高田に寄った後、西に進んで一関の厳美渓へ。

渓谷を散策して有名な空飛ぶ郭公団子を食べました。
その後平泉辺りをぶらつく予定でしたが時間が無くなり、一関ICから一路東北道を盛岡まで行き、秋田の乳頭温泉に宿泊。
3日目は盛岡市内を散策し、岩手銀行赤レンガ館などを見て、ニューヨークタイムスに紹介されたというナガサワコーヒーでお茶して、せっかくグルメに出たぴょんぴょん舎で冷麺を食べて帰路につきました。
最後に圏央道八王子JC手前で5/2の夜11時に11kmの渋滞に遭遇するというビックリはありましたが、それ以外は渋滞もなく、3日間で1380km走りました。
WRX S4はアイサイトツーリングアシストをセットすれば右足が自由になるので長距離走ってもラクで良いですね!
Posted at 2023/05/08 01:04:56 | |
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