発売前から何かと賛否両論多い次期レガシィ、自分は今回のアウトバックを見て
合点がいきました。
といいますのもMPVやSUVの台頭により世界的にかつてもてはやされたステ
ーションワゴンというカテゴリーは先細りし、
景気後退や環境重視により本来スポーツグレード重視であったレガシィにはどう
しても不利な状況であるのは現在の市場を見るとあきらかだと思います。
そうなると生き残るために方向性の転換を図らざるをえないのは必須で
その中でもある程度のニーズが見込める国(地域)を厳選する事は企業収益を前提
における商品開発において間違いではありません。
ただ日本で使うにはやはりサイズ(全長4780mm×全幅1820mm×全高1670mm)から
いって現行アウトバックより扱いにくいでしょうし、本体価格の上昇等でさらな
る販売数減少は避けられないかもしれません。
ただ自分的には伝統ある車名がこうして生き残っているだけでもまだ良いほうか
もしれないと前向きに考えます。
ちなみにこうした転換により方向性を変えた車ではスカイラインが例に上げれますね。
この車も北米に活路を見出し生きる道を得たと思います。
国産車が何故海外ばかり目を向けるのかといった意見もありますが
もはや国内市場の事情だけで勝負をしていたら哀しいかな体力がもたない時代に
なってしまったと言う事の表れだと自分は考えます。
ちなみに今回のアウトバックの感想はよく言えば押し出しが強くなりクロスカン
トリーさが増したなと思います。悪く言うとお腹が空いていないのに満漢全席を
出されたような感じがします。
ただ独自の軽自動車も辞めて、独自の小型車を持たぬスバルが今後、日本でビジ
ネスをする意味はどんどん薄れていくと考えてしまうのは自分だけでは無いよう
な気がします。
Posted at 2009/04/10 16:50:01 | |
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自動車 | 日記