ショーモデルを一足早く見てその変貌振りに既にビックリしたのですが
結論から言って今回のレガシィどうしちゃたんでしょうか??
世界中の主要な車のエクステリアに採用されている人気の各部のデザイントレン
ドを欲張って詰め込むだけ詰め込んでしまった感じがします。
フロントの迫力ある顔つきに対し後ろは突如現行シトロエン・C5のようなモダ
ンさになり、前と後ろを別々に見るととても同じ車には見えません。
特にとってつけた様な前後のブリスター状のフェンダーフレアとドアノブ周辺の
アクセントラインがごちゃついて見え、今までレガシィが築いてきた横方向に向
かって演出していた綺麗な面(プレーンさ)が無くなってしまったと思います。
ここら辺のスマートな処理はライバルのアテンザが圧倒的に上手だと思います。
更にせっかくのボディ幅拡張(全長×全幅×全高4,735mm×1,820mm×1,505mm)も
ボディ上方向の厚みが目立つためにサイズ拡張分が相殺されてしまっているよう
に思えます。
同じくライバルのアコードも今回ボディサイズの大幅拡張をしましたが、次期
レガシィに比べるとデザイン的に車幅をしっかり生かした上で縦、横方向ともに
エクステリアにシャープさをうまく反映できているなと再評価いたしました。
全体的に見ても今まで築いてきたスバルのいろんなデザインの遺産を汲んだ上で
次世代のスバルらしさというものの演出が今回は感じられないのが残念です。
ただ個人的に歴代のレガシィがずっと好きだったので自分は特にショックが大き
かったのかもしれませんが。
ちなみに今回のレガシィの評価は思い入れによって好き嫌いがはっきりと大き
く分かれるかもしれませんね。
ただ中身に見るべき点が非常に多いのが特徴でリニアトロニック(CVT)等メ
カニカルな面で先代から大きくジャンプアップを図ったと思います。
しかし日米とも突発的な大不況下で、当然その事態を考慮されずに設計された今
回のレガシィが一体どれほどのセールスを築けるのだろうかといった不安は大い
にありますが。
Posted at 2009/04/01 08:42:42 | |
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