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先月サナギになったミヤマですがそろそろかなと覗いてみたら・・・





羽化の真っ最中でした！


勘違いして活動しないようにボトルごとマットに埋めとくかな～。

昨日昼休みにミヤマ成虫幼虫ともに盆前の連続猛暑で壊滅状態になってた弟に我が家のペアを譲る譲らないの話をしていて「早くしないと昨日まで元気そのものでも今日見たら☆っていうのもこの時期ありがちなんで検討した方がいい」と言ってたんですが今日見たら・・・


☆に・・・。　(T_T)


ついに我が家のミヤマも♀のみになっちゃいました。

まあ5匹いるんですが。（笑）

でも2匹はマットの中で☆になってるっぽいし。

今年の産卵はどうなるのか！？

ブリードで羽化させたミヤマ♂が☆に。

その2日前には灯下採集した♀が☆に。

前日まで変わらぬ元気ぶりだったのに・・・。

毎日暑くても季節は確実に夏の終わりに向かってるんですね。

先日ひっくりかえしたら前蛹状態だったミヤマの幼虫ですが・・・





無事にサナギになってました！＼(ToT)／


とりあえずはよかったけど羽化したら秋に活動開始して短い生涯を終える可能性が高いです。(T_T)

空いている水槽が無いため一昨年産のミヤマ幼虫×2を入れている水槽で今年のミヤマのブリードを強引に行っているのですが（汗）一昨年産の幼虫が潜っている♀に傷つけられないかどうか気になって底を見てみたら側面に初齢幼虫の姿が。

もう産卵して幼虫が孵化してました。

気温が23℃以下にならないと産卵しないミヤマがなぜ！？といろいろ考えてるうちにある結論に達しました。

自分は今まで23℃＝夏の終わり～秋にかけての朝の気温と思い込んでたんですが7月上旬あたりだと最低気温が23℃というのはそれなりにあるという事。

上記の考えだったため今までは捕まえた♀を死なさないように温度に気を使い高栄養のゼリーを与え何とか秋まで生かして産卵に・・・と躍起になってましたが逆転の発送で夏本番になる前に産卵させればいいのだ、と。

今までミヤマの生態を調べてましたが発生のピークが7月というのもそれだと納得のいく話。

どうしても標高の高い涼しい場所へ採集に行くので7月下旬～8月上旬の夏本番の時期に捕れていたのもブリードを迷宮に陥れた原因です。

今シーズンはミヤマ♀が6月半ばに捕れたのと♂も7月上旬に捕れたし何よりブリードした♂が早く出て来てたのでいい条件が重なったんだと思います。

産卵から孵化まで約1ヶ月かかると言われてますが1か月前はもう産卵セット組みを済ませていたのでつじつまも合う。

これで来シーズンからは産卵成功の確率が高まりそうです。

生き物って奥が深いですね。