
3月上旬、急遽、キャンプの聖地と言われている「ふもとっぱらキャンプ場」へ行こうと思い立ち天気予報とキャンプサイトの予約が取れる日を調べました。気まぐれです。その翌週の平日に1泊で予約を入れました。
聖地と言われるだけあってこのキャンプ場は YouTube にも数多くの動画がアップされています。それらを見てサイトMAPやルール等々十分に下調べを行いました。
Googleマップでは自宅から距離143km1時間52分と出ています。
さほど遠くない。これはいい。と、出発日を首を長くして待っていましたが、天気予報がコロコロ変わり出発の2日前になってキャンプ初日の夜中0時過ぎから午前中ずっと雨が降る予報に変わってしまいました。
またまた雨男の面目躍如。なんたること、またか、と思いましたが、出発日の前日になっても予報は変わらない。日程変更するか?と考えましたが、突然ひらめきました。
だったら今から1泊で行けば両日ともに晴れになる。まだ昼だ、昼食後にすぐ出発すれば2時間だから4時前には十分辿り着けるだろう。前日に予約変更できるか?早速キャンプ場の予約サイトを見ました。おお、空いている、予約できる。
結局、バタバタと支度をして1時前には出発しました。
途中、富士宮市内のスーパーに立ち寄って食料を調達、キャンプ場には15時過ぎに到着。
平日の15時、流石に今から入場するクルマはない。ドライブスルーの受付もクルマを見るなり名前を呼ばれびっくり。ネットでの申し込みがすぐ反映されるようです。受付を抜けキャンプサイトに向かいました。
目の前には雄大な富士山がそびえ立つ。大きい。とても写真ではこのスケール感が捉えられません。
ゆっくりクルマを進めながら、キャンプサイトを探しますが、どこでもテントを張れそうです。
結局トイレも水場も近い、そして売店もそう遠くはないMエリアにテントを設営することにした。
見事な富士山は見飽きることがありません。その姿に圧倒されます。素晴らしいの一言。
このキャンプ場は聖地でもありますが、時としてテントの墓場という悲惨な状況を生み出す突風が吹くことでも有名らしいのです。ただ、この日は非常に穏やかで風は無縁。
テントの設営が終わると売店に行って早速「HUMOTOPPARA BEER」を手に入れ、まずは富士山に乾杯。
夕刻になると気温はどんどん下がってきました。
朝夕が寒くなるのは承知、夜はチゲ鍋で温まろうと準備してきました。
そして、夜、再び富士山に乾杯。
石油ストーブも点火。テントは前面を開放していましたが、それでもストーブの効果は絶大でテントの内側は暖かい。
陽は沈み、月が出る頃にはぐっと気温が下がりました。しかし、夜の富士山も美しい。自然はいい。
その日、22時前にはシュラフにもぐりました。夜中、寒さで一度目が覚めましたが、ダウンウェアを着込んで再度シュラフに。電気毛布は用意していましたが、それでも冷え込みました。ただ相方は寒さは感じなかったようで、ひとり気温に敏感に反応しただけでした。
朝方5時に目覚め温度計を見ると外は−1°C、テント内は0°C。寒いはずです。日の出前の富士山も見事、神々しさを感じる美しさです。
次第に明るくなる。日の出前が気温も一段と下がる。焚き火の準備をした。
テントは、コットン製ではないので火には滅法弱い。テントから少し離して焚き火台をセットした。

(ちょっとやってみたかったポーズ(笑))
このキャンプ場はチェックアウトが14時なので、朝はゆっくりとしていられます。
帰りも距離が近いのでそう焦ることなくのんびりとして雄大な富士山を眺めていましたが、周囲のテントは朝から撤収を始めるキャンパーが多いように感じました。遠くから来ている方々はそうのんびりもしていられないだろうなあ、そう思うと同じ県内に富士山があることに感謝せずにはいられませんでした。
昼食後、テントを片付け始め、13時半には撤収完了。場内の他のキャンプサイトもクルマで探索しながら14時には出口方向に向かいました。
無理して来てよかった。素晴らしいキャンプ場だ。聖地だと言われる所以が分かったような気がしました。
また近いうちに来よう。そう思いつつキャンプ場をあとにしました。
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2023/03/12 14:56:26