今年は1月からキャンプに行こうと年明け早々から狙いをつけていたキャンプ場だったが、なんと風邪を背負い込み、しかも長引いてしまいキャンセル。
ようやく体調整った2月初旬、天気予報と眺めっこしながら、キャンプ日程を決め、念願の「富士高原トマトフィールド」へ行くことが出来た。
連休明けの平日利用だったので出発日前日でも予約が出来た。
これまでキャンプというと長野県、山梨県中心にキャンプ場を探すことが多かったが、県内、とりわけ富士山の麓にはたくさんのキャンプ場があり、クルマで2時間程度で行くことが出来るところも多いので往復の運転の疲労軽減にもなる。
ここも概ね2時間だ。
今回のキャンプ場は一昨年オープンしたばかりのようで、富士山が眼前に広がる景色は圧倒的で、ここまで富士山が迫ってくるキャンプ場はなかなか無いのでは?と思われるほど。
富士山ビューで人気の「ふもとっぱらキャンプ場」よりも明らかに富士山に迫る。

(実際の迫力ある景色はとてもスマホのカメラでは表現しきれない。圧倒的だ。)

(設営した場所に3つのテントが並んだ。空いている。)
最近 YouTube でここでキャンプをする動画を見ることが多くなって来ているので人気が出て来るのかも知れない。
受付の方に聞くと土日は満杯になることが多いらしく、利用した前日までの連休はオーバーフロー状態な程に混んだようだった。
ただ、ここはキャンプ場としてオープンしている訳ではなく、(株)井出トマト農園が運営するトマト栽培用温室のある敷地の一部をアグリツーリズムの一環として開放しているもので、キャンプ専用の施設ではない。
売店は必要最小限のものを置いてあるのみでレストランなどはない。

(受付のある温室、薪も販売していたが、ここのトマトは是非食したい。美味い!)
トイレは非常に清潔で温水シャワートイレも完備しているが、敷地面積の割には数は少なく場所によっては結構歩くことになる。風呂もシャワー設備もない。

(プレハブのトイレ、オイルヒーターが付き暖房便座、温水ウォシュレットで快適)
ここから比較的近い距離にあるキャンプの聖地と言われる「ふもとっぱらキャンプ場」に比べ施設の充実度は劣る。しかし、富士山は間違いなくこちらの方が見応えがある。それにふもとっぱらのような突風に見舞われることもなさそうだ。
到着したその日、翌日の空は快晴。日中は暖かく、冬とは思えないほどの天候だった。

(テント設営開始)

(テント設営後、まずはコーヒーを淹れて一服)

(キャンプに付きものの焚き火を楽しむ)
それでも夕刻になると次第に気温は下がり、夜は氷点下にまでなり、テントに付着した水分は凍る程。
夜は夜でキャンプが楽しめる。当然ストーブは必須。

(夕暮れの富士山)

(月も美しかった!)

(テント開放で冷気が入ってくるが、焚き火の暖も入ってくる。)

(冷え込んでくると鍋料理が一番だ。この日はワインを開けた。)

(イワシの丸干しも頂く。美味しいがテント内に少々魚臭が漂った。)
ここは朝9時からチェックインでき、チェックアウトも15時と、のんびりマイペースのキャンパーたる我が家には非常にありがたい時間設定で、1泊でも充分にキャンプを味わえた。
こうしてのんびり、ゆったりと今年初のキャンプを楽しみ、帰りもそう遠くはない距離で疲労度も軽減。ここはホントにいい、是非また来たいと思った次第だ。
ブログ一覧 |
キャンプ | クルマ
Posted at
2024/02/17 10:17:09