1週間前には、雪の林道走行を楽しんだところでしたが、今回は冬のキャンプに行ってきました。
実は、今回のキャンプは「沢の鶴酒造」さん主催の「熱燗とキャンプ」と題したイベントでもありまして、50組限定のキャンプで参加者は抽選で決定されるとのことでしたので、参加申し込みをしていたところ、見事当選の通知をいただき、晴れて参加することが出来たのでした。
イベントは「長田山荘キャンプ場」と言う静岡県は御殿場市内にあるキャンプ場で開催され、浜松からは約150kmほどの距離のキャンプ場になります。
東名高速駒門スマートICから程近い比較的便利な場所にあります。すぐ近くには「やまぼうしオートキャンプ場」もありますね。
このキャンプ場、サイトは林間サイトから富士山を間近に見られるフリーサイトなど複数のエリアに分かれる大きなキャンプ場でした。
そのイベント会場は、正面に富士山を見ることができるその名も「富士見サイト」。
到着したのは11:00前で天気も良く、ポカポカと暖かい気温でした。
早速、テントを設営。そして2度目のストーブキャンプとなりました。
設営して間も無く、イベントの開会式が始まりました。
まずは「沢の鶴」樽酒の鏡開き、掛け声とともに木槌で一斉に鏡板を割ります。
その樽酒を参加者全員に振る舞い「かんぱ〜い!」でいよいよスタートです。
引き続き、キャンプのための料理教室、コロッケとポトフの調理という組み合わせでした。
あらかじめ用意して頂いた具材をあまり手を掛けずに焼く、煮る、という料理で素早く出来上がり、また美味しく食べることが出来ました。
料理が終わると、今度は熱燗教室です。
日本酒の燗は、単に冷や(常温)と熱燗ではなく、6段階の燗があるという説明を聞きながら酒を呑みまして、まあ、タダ酒(純米酒)をどんどん煽る、の図ではありましたが・・・(笑)
参考までに 常温:25度、
燗 日向燗:30度、人肌燗:35度、ぬる燗:40度
上燗:45度、熱燗:50度、飛び切り燗:55度
さらに冷酒も3段階に分かれていまして
涼冷え:15度、花冷え:10度、雪冷え:5度
というように段階分けされています。
ちなみに、日本酒好きの私としてはこの区分は承知していますが、これに倣って居酒屋で酒を注文なぞしようものなら「お前、バカか!」と一喝されてしまうのが落ちゆえ、知識として知っておくという程度でしょうか。
さて、この教室も50組も参加者がいるため、2回に分けて開催されていました。
教室で振る舞われた酒をのむお猪口と燗をつけるチロリが各人ひとつづつ与えられまして、これがなかなかの品で気に入ったのですが、お猪口はお持ち帰りOKだったもののチロリはイベント終了時に返却して欲しいということで、最後はお返ししましたが、それも忘れて(いや、忘れたフリして?)お持ち帰りになった方も結構いたのではないかと・・・・(笑)。
昼間は暖かな陽射しでしたが、夕刻ともなると、一転、気温はグングン下がってきました。
テントの中はいよいよ薪ストーブの出番となります。
一方、外のイベント会場ではどんどん冷え込む暗闇の中、このキャンプの本来の目的である熱燗飲み放題が始まりました。
焚き火を囲み、この日集まった初対面の参加者がワイワイガヤガヤと酒の勢いを借りてどんどんと盛り上がって行きます。
「沢の鶴酒造」さんもこうしたイベントを他でもやっていたようでしたが、今回の夜の部の盛り上がりは予想を超えたようで、用意した酒もはけていったようで、参加した皆さんも大満足といった風でありました。
さて、翌朝、昨日に引き続き空は晴れ渡っていましたが、富士山だけは相変わらず雲を被りお隠れになっていまして、これだけは残念でありました。
こうしてこの日10時頃には閉会式も行われ、今回のイベントも無事終了しました。
その後撤収となりましたが、我が家は相変わらず時間がかかり、いつもの、のんびりゆっくりの撤収となりました。
今回のキャンプでは、初対面の同じくご夫婦で参加されたIさんとも最後に一緒に記念写真も撮らせて頂き、また機会があればキャンプでも、という話も出て、こうした出会いに恵まれたのも「沢の鶴酒造」さんのおかげと、大満足のキャンプとなりました。
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Posted at
2024/12/14 14:48:19