
2日日、朝7時からの朝食を終えると、今日はバスに乗って高天ヶ原スキー場まで移動して滑るという。
各ゲレンデに雪が充分あり全てが滑走可能ならば、奥志賀高原から焼額山、一の瀬、高天ヶ原へとリフト、ゴンドラを乗り継いでいくことが出来るが、今は奥志賀高原から焼額山へ行くことすら出来ない雪状態なのでここは致し方ない。
若いメンバーのように滑ることはできない。こちらは70歳手前の高齢の身。ここは余計な体力を使わず省エネスキーで繋いで奥志賀高原まで帰ってくる他はない。と、意を決して早朝のバスに乗り込み高天ヶ原スキー場を目指した。
この日、空は快晴。雲ひとつない。
バスを降りると真っ直ぐリフト乗り場へ向かう。モタモタしていると置いて行かれてしまうので、こちらも必死だ。
なんとかリフトに乗った。
東館山頂上付近に辿り着くと、そこに待ち構えていたのは、眼前に広がる見事なランドスケープ。
北アルプスの真っ白な山並みが真っ青な空に映える。
素晴らしい。思わず見とれていると、他のメンバーは早くも滑り始めている。
置いてきぼりだ。
これだからジジイは嫌われるのかも・・・。
こちらも慌てて板を揃え滑り始めた。滑り始めの斜面はやや凍っていてガリガリした感触。苦手な雪面だが、他のメンバーは待ってはくれない。エッジを効かせながら急ぎ後を追いかけ下のリフト乗り場を目指した。
そしてもう一本滑ったところで、高天ヶ原ゲレンデを横切るように滑りタンネの森から一の瀬ゲレンデへと移動すると言う。
これから奥志賀高原を目指しての移動の始まりだ。
ゲレンデが広い一の瀬はスキースクールの生徒でいっぱいだった。当然リフト乗り場も大混雑。ここはスルーして焼額山へと板を滑らせた。
こうして焼額山のゲレンデを繋ぎながら滑り降り、昼食後、隣の奥志賀へ渡るルートのない焼額山を後に再びバスに乗って奥志賀高原のゴンドラまで辿り着いた。
時間はまだ早い。が、脚が疲れている。踏ん張ろうにも思うようにならない。結局、奥志賀ゴンドラで頂上部へ上がったあとは他のメンバーとは別れ、ひとりのんびりと短いコースを滑りながら、最終の奥志賀高原第一ゲレンデへと戻ってきた。
いやあ、実に楽しかった。身体は疲れ切っていたが、心地よい疲れ。
もっとも翌日以降にどっとひどい疲れが襲ってきそうではあったが、この日のアルコールは体に吸い込まれるように入り美味しい料理とともに、誠に気持ち良い夕食となったのはいうまでもない。
Posted at 2023/01/06 10:13:35 | |
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