初めてひとりで出掛けました。
と言っても完全なソロではなく、ソロがふたり集まってグループキャンプとでも言うようなもの。
以前一緒にキャンプに行こうと話をしていた昔の仕事仲間のひとりから、シルバーウィークの終わり、秋分の日にキャンプ場の予約が取れたのでどうか?と連絡が入り急遽決まったもの。
現地集合で出掛けたという訳です。
場所は「三河オートビレッジ」キャンプ場といい、愛知県北設楽郡東栄町にあります。
国道151号線沿いの大千瀬川という川を見下ろすような立地です。
Google Map で調べると自宅から65.9km、1時間8分の距離と出ました。近い。
ルートは、長野方面に向かう際に必ず利用する勝手知ったる道。
相手は、登山が趣味ゆえ持っている装備もオートキャンプのものとはちょいと違って軽量且つ機能優先の用具。テーブルや椅子などというものはなし、もちろんクーラーボックスやタープなどというものもありません。
60代前半の男と70歳のジジイがふたりでキャンプ。側から見れば何が楽しいかと思われそうですが、アウトドア好きなふたりゆえ、キャンプというだけでも楽しめるというもの。
昼頃に現地に到着し、早速設営。
テントサイトは、連休にも関わらず空いていただけあってか?杉に覆われ日差しもあまり入ってこない、やや湿気の多いサイト。
あとで焚き火の最中に気が付いたのですが、両足に蛭がくっ付いていたようで特に右足首は血だらけで履いていたズボンも内側が血で真っ赤に染まって血染めのジーンズになってしまいました。
タープを立て、テーブル、椅子、クーラボックスにガス台、と一通りの用具を下ろして配置。
流石に、ひとりともなると用具も身軽ですぐさま設営は完了。
そして、まずは初めてのグループキャンプに乾杯!と缶ビールを開けます。
続いて、昼飯の支度。
オリーブオイルを鍋に入れ、刻んだニンニク、ベーコンを炒める。塩胡椒は少々、更になす、ピーマン、玉ねぎを一緒に炒めます。
そうして出来上がった具材に水を加えて沸騰し始めたところへ袋から出したパスタをそのまま投入。
あとは、アルミホイールで鍋を覆ってパスタが茹で上がるまでしばし待つ。
茹で上がったところで、ガーリック入りトマトペーストをパスタに絡ませ完成!
これが美味いんだな、相手もうまいと喜んでくれました。
こういうのがキャンプの楽しみの一つでもあるわけですね。
15時を過ぎると気温は次第に下がり涼しさを感ずるようになり、その涼しさに身を任せ、椅子でウトウト。そうこうしているうちに時刻は早夕刻。
いよいよ夕飯、キャンプ飯のメインの準備に取り掛かります。
というようなことを書くと、手の込んだ料理を想像するかも知れませんが、この日はいたってシンプル。
用意したのは、味噌漬けホルモン、味付きの鶏セセリ、豚肉、野菜そして餃子(浜松餃子!)。
調理もなんもなし、要は、これらを焼くだけ、という誰でも出来そうな料理。
もちろん、アルコール付きで、ビール、日本酒を用意。
この夜は、食べに食べまくり腹一杯。呑む方も呑んで気持ちよく酔いました。
食事が終わる頃には焚き火が欲しくなるほどの気温となり、焚き火を囲み、酒を呑みながらキャンプやら登山やらアウトドアの話で盛り上がり、キャンプの夜は更けていったのであります。
翌朝は7時前にはテントから出て、目覚めのコーヒーを淹れる。気温17℃。気持ちいい。
そして朝食はホットサンドウィッチ。目玉焼きにハム、トマト、アスパラ、玉ねぎ等をバターで炒め、焼いたパンに載せて出来上がり。
これまた美味しく頂きましたね。
と、まあ、オジイふたりだけのキャンプでしたが楽しく遊んだのでありました。
やっぱりキャンプは楽しい、この一言ですヨ。
Posted at 2023/10/08 15:07:17 | |
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キャンプ | 日記