二日目朝起きてテントを出ると、一面霧で覆われ幻想的な雰囲気が漂っていました。
朝日に染まる北アルプスの山並みを拝もうというあては外れましたが、こういう景色もあまり見ることが出来ません。これはこれでまことに美しい。
これも時間の経過とともに晴れてきて紅葉の景色へと変わっていきました。
今回も前回同様にのんびり過ごそうと思っていたので、どこにも出掛けず、ひたすら紅葉に染まる場内の樹々や周辺の景色を眺めつつ、自然を味わいました。
朝食、昼食そして夕食も予め決めておいた献立どおりに済ませ、気温が一段と下がってきた夜は、テント前面の幕体も下ろして、完全におこもり状態。
初めて使用したストーブファンは意外に効果があることがわかり、テント内は暖か。
アルコール効果と相まって寒さは感じません。

( 21:41現在 外気温 0.8℃ テント内 14.3℃ )
一酸化炭素チェッカーも一つぶら下げていましたが、これは機能しているのかどうかよく分かりませんでしたね。
まあお守りみたいなもので、テントは窓、出入り口などすべてクローズしているとはいえ外気が入ってくるのは完全には止められず、それが丁度いい換気になっていたかも知れません。
この日、オリオン座流星群がピークを迎えるとのニュースがネットに流れていました。
22:00過ぎから始まるようでした。
眠い目を擦りながら外へ出ると、確かに空は星がいっぱい、まさに満天の星空ですが、樹々に囲まれて、どこにオリオン座があるのかよく分かりません。

( 写真の夜空は肉眼で見るよりかなり明るく写っている )

( 実際にはこんな感じの明るさ )
それに、流れ星らしきものはどう見ても確認できません。
その夜は、睡魔に負けてそのままシュラフに潜り込みました。
朝方4:00、トイレに行きたくなり目が覚めました。電気毛布は使っていましたが寒い。
テントの外へ出ると、相変わらず満天の星。そして真上を見ると、いた!あった!オリオン座。
慌てて、テント内に戻りカメラと三脚を持ち出しました。

( 流星群は写っていないが、オリオン座は真ん中に写った。)
その後、またシュラフに潜り込み目覚めたのは8時を回っていました。
外に出ると、昨日までとは打って変わって雲一つない真っ青な空。
そして、遠く北アルプスの山並みが雪を被って真っ白な姿。
思わず声が出ました。美しい!嗚呼いい!最高!

( 北アルプスの山々は一夜にして真っ白になったようだ )
この日が最終日、朝食後はさっさと片付けをしなければなりません。
ただ、サイトに日が差してくるのは10時過ぎ。しばらくかかるので、テント以外のものから片付け、テントを乾燥させるのは最後にしました。
おかげで、撤収は昼前となってしまい、このキャンプ場の今年最後の最終キャンパーになったようでした。
管理されているお二人には今年お世話になったお礼方々、来年もお世話になる旨お伝えしてキャンプ場を出発しました。
帰りは(1/2)にも書いたように松本ICに戻るのではなく、扉峠からビーナスラインに乗って霧ヶ峰、白樺湖を経由して諏訪南ICから中央高速、中部横断道、東名高速へと繋がるルート。
日曜日で高速代も若干割安で助かります。
真っ青な空と相まってビーナスラインからの眺めは素晴らしく、秋を充分感じながらの帰り道となりましたね。

(上田方面を眺める)

(富士山が綺麗に見える。静岡県側から見る富士とはまた違う姿で美しい)
やっぱりキャンプ&ドライブは楽しい、また行こう。
そんなことを話しながら帰り道にクルマを走らせました。
Posted at 2023/11/02 15:04:53 | |
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キャンプ | 日記