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2021年06月29日 イイね!

Gクラス旧車買い付け記 その3 G500 と別れたあとは・・・・。

Gクラス旧車買い付け記 その3 G500 と別れたあとは・・・・。続けて乗ったゲレンデ、最後の G500 を手放した後は相方の希望もあって維持費のかからない国産車から選ぶことになった。そして、当時発表まもないSJG型スバルフォレスターXTに乗り換えることになった。



このクルマ、1,590kgの車体を 最高出力 280PS 最大トルク 35.7kgm のエンジン(FA20型DIT)で引っ張るため、G500(車重 2,340kg 最高出力 295PS 最大トルク 46.5kgm)に負けず劣らず豪快に走ってくれる。しかも最低地上高は220mmもある。ランクル・プラドと同じだ。(ちなみにGクラスは235mm)悪路も行ける。



燃費はハイオクであまり褒められたものではなかったが、G500に比べれば倍以上の改善だった。
キャンプにドライブにと、長距離、高速道路を自在に走る遊びクルマとして8年間 70,000kmを優に超える距離を乗ってきたが、その間、車検等の法定点検を除けばほぼメンテナンスフリーと国産車の優秀さを享受した。現行フォレスターには無いハイパワーで愛着も湧くクルマだった。



だがそれでも、退職を機に再び趣味のクルマに目が向き始め、そしてまたこのお店のオーナーと雑談を重ねるうちにとうとう車種の選択まで行ってしまったのである。

輸入車となればやっぱりトラブルがもっとも少ないと言われているドイツ車。当初は、最後のベンツと言われたW124のステーションワゴンを狙っていたのである。ミディアムクラス、300TEもしくはE320あたり。
ところがである、このところオールドメルセデスに人気が集まってきているらしくこれもそのうちのひとつだった。程度の良さそうなW124のオークションでの落札価格はこれまた驚くほどに高くなっていた。



このクルマ、ネットで中古車価格を見ても確かに高い。さらにこのクルマの維持メンテの記事も色々調べてみたが、どうも購入価格と同額の維持費は見ておいた方がいいとの内容が多い。年金生活者にはちょっと無理かも、との思いが次第に強くなっていった。

あれこれ迷い始めていた時に親身になって相談に乗ってくれたのが前出のお店のオーナーだった。
こちらのクルマの使い方を踏まえ提案してくれたのは、やはりGクラスだったのだ。だが、コロナ禍も影響してかゲレンデの中古車価格もうなぎのぼり。ネットで調べてもちょっと高嶺の花か、加えてG500は維持費が掛かり過ぎる、でも300GEでは非力過ぎ。これは既に体験済みだ、全く悩ましい。

その悩んでいる姿を見ていたオーナーが勧めてくれたのは G320だった。既に販売を終了して15年経つ。ネオクラシック?エンジンは直列6気筒ではなく、SOHC V型6気筒。車重 2,290kg 最高出力 215PS 最大トルク 30.6kg 。フォレスターXTとは比ぶべくもないかなり低いパワー&トルクだが、3.2リッターである、300GEよりは走ってくれるようだ。



たまたまこのお店に整備で入っていたG320ショートのオーナーのご好意で助手席に乗せてもらえる機会を得た。一般道を少し走ってくれたが明らかに300GEとは違う力強い走りだった。高速道路、坂道は走ってないがこれならいいかも。それに税金も抑えられる。
それをこれからオークションで探してくれるという。人気の色、ショートボディを外せばまだ探し易いらしい。ブラック、ホワイトカラーのボディ、タマ数の少ないショートボディは高くなってしまうようだった。全てを任せ、G320ロングを探してもらうことと相成った。
Posted at 2021/12/29 21:36:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年06月29日 イイね!

Gクラス旧車買い付け記 その2 ゲレンデとはこれでお別れ・・・・が。

Gクラス旧車買い付け記 その2 ゲレンデとはこれでお別れ・・・・が。初めて手にした300GEは10万kmを遥かに超えて走りゲレンデバーゲンの楽しさを十分堪能した。そしてそのあとは、清くゲレンデを離れもう少し軽快に走ってくれる国産車に移行しようと決めていた。

ところがである、縁は異なもの味なもの。このお店のオーナーにその旨を伝えこれでさよならと思っていた矢先、どうしても乗ってもらいたい車があるという。
興味津々でオーナーの話を聞こうと事務所に出向くと、なんとその話、再びゲレンデに乗ってもらいたいという話だった。
G500の特別限定車。これは300GEよりは新しい年式だったが何年モデルだったかもう覚えがない。排気量5,000cc、V型8気筒エンジン。お値段もちょっと高い。その金額じゃあもうちょっと乗れないなあと半分諦め掛けた時だった、オーナーから誘惑の魔の手が。そう、300GEの下取り価格は思わぬほど高かったのだ。
2リッター以上のそれなりのパワーを有する国産車の新車を買うことを思うと出費は抑えられる。なんだかだ考えては見た結果、結局2台続けてゲレンデに乗ることになったというわけ。

独特なボディカラー。慣れない左ハンドルに初めのうちは少々戸惑ったが、これは良く走ってくれた。エンジン音も底から湧き上がるような野太い音、V8の音だった。300GEとは大違いで高速の追い越しレーンもなんのその。豪快に走った。その強大なトルクで坂道も楽々走ってくれた。しかも燃費は300GEと思ったほどに差はない。アクセルをベタ踏みすることが無くなったせいだろう。これも300GE同様あちこちに行った。キャンプの相棒でもあった。




もっとも当時単身赴任中で東京・浜松間約250kmを往復するのにも使ったので、毎回90リッターのハイオクを飲み込んだ燃料タンクは1往復でほぼ空に近くなった。満タンのガソリン代に1万円以上が飛んだ計算だ。それに自動車税は高かった。懐が痛んだのも事実。

それにしても、このお店のオーナーの対応は素晴らしく、困った時はいつでも即応してくれ、浜松から東京へクルマを取りに来てくれたこともあるほど。中古の輸入車を手にするときはこのメンテナンスが最も重要で、買った後の対応が肝心。満足度は非常に高かったのだ。

G500は、数年乗ったが、ある時いつもの様に浜松から東京へ戻ろうと東名高速に乗った際に後輪のデフギアあたりからの異音が発生、気になるほどに大きくなったため引き返すという事態が起きた。すぐさま点検に出しYANASEも巻き込み調査をしてくれたが原因を特定できないまま最終的に手放すことになった。後ろ髪を引かれる思いで別れたゲレンデ。いつかもう一度Gクラスに乗りたい、そう思わせるクルマであったことは間違いない。
Posted at 2021/12/29 21:15:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年06月28日 イイね!

Gクラス旧車買い付け記 その1「もう一度乗りたい」と思わせるクルマだった

Gクラス旧車買い付け記 その1「もう一度乗りたい」と思わせるクルマだったあれから何年経つのだろうか。今は亡き愛犬を連れた散歩の途中だった。隣町の街道沿いの輸入車の中古車販売店の前を通った時だった。普段はさっと通り過ぎるそのお店の前の駐車場にその車はいた。サラリーマンにはとても手が出せないであろう高級外車。その姿はどっしりと堂々とした面構えで鎮座していた。

メルセデスベンツGクラス、ゲレンデバーゲン。見るだけならタダとばかりに愛犬と近づき車内を覗き込んだ。さすが高級車、まず室内の木目が目に飛び込んできた、豪華だった。愛犬がタイヤにおしっこを掛けないようにと注意しながらしばらく見ていると、お店の車庫から恰幅のいいツナギを着た御仁が出てきた。
『どうぞ、ゆっくりご覧になってください』
「いやいや、通りすがりにちょっとだけ覗かせて貰っただけですから」
『そんなことおっしゃらずにどうぞどうぞ』
とドアまで開けて中を見せてくれた。
「私のようなサラリーマンにはとてもこんな高級車は乗れませんから・・・・いやもう十分ですから」
見ているこちらが恥ずかしくなってきた。
『そんなことはありませんよ』
『思ってらっしゃる以上に手は掛かりませんよ』
優しく、そしてどんどん話しかけてくるその方、実はこのお店のオーナーだった。
それが、ゲレンデを前にして初めて交わした会話だった。
実は、それがきっかけで2度3度と足を運ぶうちに話は予想外の早さでトントン拍子に進むことになり、1ヶ月もしない内に300GEを手にすることになるのである。




このクルマ、いわゆるクロカンタイプの車の中でも車高が高く、しかもスクエアなボディの為か矢鱈大きく感じるが、実は意外に小さい。ランクルを横に置くとよく分かるが高さを除けばひと回り小さく見える。しかも着座位置が高いため非常に運転し易い。相方もこれは気に入ってくれた。取り回しが楽で車庫入れも楽。これは乗った人でなければ分からないかもしれない。
 300GE(全長×全幅×全高)  4,490 × 1,810 × 1,970(Gクラスは現行モデ                 ル以外はほぼ同じ)
 ランクル・プラド(現行)     4,760 × 1,885 × 1,850
 ランクル200         4,950 × 1,970 × 1,880

ところで、そのクルマ、確か7万km以上走った1994年モデルではなかったか。10年という年数が経っていたと思うが、それまで乗っていた塗装もやつれた真っ赤なVOLVO940ESTATEを引き取ってもらい国産の新車を購入する価格に幾ばくか上乗せした金額で手に入れたように記憶している。

3,000cc、直列6気筒のエンジンは平坦路では素晴らしい音を聴かせてくれた。が、2トンを軽く超えるこの車体にはやや荷が重すぎたようで、高速道路を追い越しレーンで走ることは躊躇われ、山道に入り坂道が続くともなると後続の車に道を譲らざるを得ないという状態だった。それでも長距離を走った。高速道路も走った。北は青森県まで行った。雪の中も走った。




重く、坂路、高速道路で鈍重でも、腐ってもゲレンデ、全身を分厚い鋼鉄で覆われたような引き締まったボディの剛性感、ガチッと閉まる扉の音、そして何よりその姿には惚れ惚れした。
Posted at 2021/12/29 20:48:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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何シテル?   06/03 14:26
Papa of Bethです。 気持ちだけは若く・・・しかない歳になりました。 よろしくお願いします。
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