初めての長距離ドライブの旅、キャンプではない旅に出かけた。
クルマはもちろん夏に手にしたG320。20年落ちの中古車というのは愛車紹介にも書いたとおり。
このクルマで既に往復500km程の距離のキャンプを夏と秋の2度体験済みで、山道での若干のパワー不足を感じつつもエンジン快調で行ってきた。
そして、今回は山陰の旅、というか鳥取県目指して1,000kmを超える長距離ドライブにトライした。目的は、初日は鳥取県智頭町のとある居酒屋『真菜板』を訪ねること。そして2日目は倉吉、大山方面の観光目的。初日は日曜日、早朝に出発した。
実は、そのクルマでの道中、思わぬ出来事に遭遇したのだった。
その1。行きの道中での出来事。
東名高速浜松ICから乗り、鳥取自動車道智頭ICまで全て高速道路で約400km。
東名、伊勢湾岸道、新名神、中国自動車道と渋滞もなく順調に進んで、まもなく鳥取自動車道かと思われるあたりだった。
ちょうど相方が運転中だったが、エンジン音が変だと突然言いだした。
と、まもなくスピードメーターのディスプレイ上にエンジン警告灯が点灯。
「これはちょっとまずいなあ」
とにかく一旦止まる必要がある。
でも今トイレ休憩のパーキングを出たばかり。止まれるところまで負荷を掛けずに進むしかないと速度を70km まで落とし、高速バスの停留所を見つけ一旦エンジン停止。
これ以上走り続けるのはまずいか?この場所ではJAF を呼んで牽引してもらうしかないのかな。
でもこんなところでこの古いGを診てもらえるところがあるのかどうかも不明。ヤナセの営業所もかなり遠いと思われる。
その日は日曜日、このクルマを購入した浜松のお店も休みだったが、それでもとお店のオーナーに電話してみた。
と、今すぐは無理だが2〜3時間後にキャリアカーで浜松から向かうと仰る。距離350km超はある。
それはいくらなんでも頼めないなあと思い、目的地まであと少し、ゆっくり走って行きたいがどんなものだろうかと聞いた。
『遠慮はしないでください行きますから』
と言ってくれたが、やっぱりそれは頼めない。
こちらでヤナセを探して診てもらうしかないかなと思っていた。
『あと、どのくらいの距離ありますか』
と聞かれたので40〜50kmと伝えたところ
『分かりました。但し、絶対に無理はしないでください。スピードを落とし異常を感じたらそれ以上走らせないでください。』
と無理矢理うんと言わせてしまって、またエンジン始動。
相変わらず警告灯はついたまま。ただエンジン音は普通。最低限の速度で走り程なく降りる予定だった智頭南ICに 到着し再び途中休憩した。
そして休憩後またエンジン再始動。
すると、ななんと警告灯は消灯してるではないか。しかもエンジン音は何もなかったが如く回っている。その旨再びオーナーに報告。
『安心せずに十分注意して走ってください。何かあればまたすぐ連絡ください。いつでも動ける体制にしておきますから』
とのありがたい返事が戻ってきた。
この時からオーナーからLINEで随時状態を聞いてもらえるようになり気分的には一安心。このままおとなしくエンジンが回ってくれるよう祈ったという次第。
結局、その後、翌日も旅行先目指してエンジンをスタートさせたが、エンジンの方は異常もなく警告灯も点灯することなく走ってくれた。

(途中寄った智頭急行線恋山形駅、ぜ〜んぶピンク色の駅)

(恋山形駅駐車場の壁にもハートマークが・・・)

(昼食をとった「みたき園」、紅葉が綺麗だった)

(みたき園の店の中)
なお、目指した居酒屋「真菜板」の話は別に紹介する。
数年前に東京、高田馬場から移った日本酒の銘店だ。
こうして、無事、旅から帰って来た翌日、早速クルマを診てもらったが、エンジン音も良く、エンジンに被りも全く無く、快調そのもので、テスターによるチェックでも異常は見つからずこのまま少し様子見となった。
しかし出来事はその2があった。
Posted at 2023/01/10 12:04:30 | |
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