毎回声を掛けてくれるキャンプ仲間、若いふたりから、今回もお誘いを頂きましてキャンプに出掛けてきました。
場所は、長野県下伊那郡飯島町にある「いなかの風キャンプ場」です。
棚田と言いますか段々畑と言いますか、以前はそのような農地として使っていたであろうところをキャンプ場にしたようです。
浜松からは新東名高速を利用しまして、浜松浜北ICから乗りいなさJCTから三遠南信道に入って鳳来峡ICからは国道152号を北上、天竜峡ICから再び三遠南信道に入り、飯田山本ICを経て中央高速の松川ICで降りて、あとはキャンプ場まで一般道を走るルートです。
往復約340kmの距離となりました。
長野県方面のキャンプ場へは時間に余裕があればよく使う国道152号線ですが、山道が多いので道路もクネクネと曲がり、道幅も狭いところが多いため、平坦な道路を走るのとは異なり時間は掛かります。
往きはだいたい午前中に走るので森の眺めを楽しみながらの快適なドライブとなりますが、帰りは大抵夕暮れ時に掛かるため、ライト点灯で、特に冬に近づく頃はかなり暗くなってくるので、キャンプ疲れも加わりドライブ疲れも倍加してきますね。
今回も土日を利用した1泊2日のキャンプでしたが、チェックイン時間が14:00と遅めだったので1時間前倒しのアーリーチェックインで13:00過ぎには指定のテントサイトに入り早速テント設営を始めました。
眼下に伊那谷、その先には中央アルプスを眺める雄大な景色が広がる素晴らしいロケーション。
以前からこのキャンプ場を訪れてみたいと思っていたという若いふたり。
ただ、テントサイトの利用料が少々高め。というのも1区画がかなり広く、車は何台でもOKという設定ゆえ、ふたりだけで利用となると一般的なキャンプ場の利用料の倍以上となる。
これが2グループで利用であれば、まあまあ普通のキャンプ場並みの料金には近づくというわけです。
さて、今回のキャンプは初の薪ストーブキャンプデビューとなりまして、それもふたりを迎え入れてのテント利用でしたので、火付け含めうまく薪が燃えてくれるか、テントの中は4人いる状態で十分暖かくなるのか、気になっていましたが、結果はオーライ。
薪ストーブの威力は凄く、本当に暖かで、またゆらめく炎を見ながらの食事もまことにリッチな気分にさせてくれ、石油ストーブでは味わえないその暖かさと雰囲気に、少々懐は傷んだもののああ買って良かったと思わせてくれたデビューとなりました。
この日、夕刻からは雨も降ってきましたが、テント上部の煙突の穴から雨が侵入してくるのではないかと心配もしたものの、特に大きな問題もなく過ごせました。
まあ、時折煙突を伝って雨がストーブの上に落ち、ジュー!と音を立てて蒸発していく場面もありましたが、それもご愛嬌、大したことはなく済みました。
12月の上旬にも富士山の麓にキャンプに出掛ける予定のため、これでますます楽しめそうです。
そして翌朝、昨夜の雨も止み、スッキリと晴れるというところまではいかないまでも濡れたままのテントを持ち帰るというようなこともなく、雲が広がる空のなか午前中には撤収完了しました。
皮肉なもので、この帰る段になって、空の雲は抜け青空が見え、中央アルプスの山並み、そして手前の紅葉した樹々がまことに美しく、もう一泊したい、と思う素晴らしい眺めでした。
こうして初のストーブキャンプは終わり、ここで若いふたりとはお別れで、また同じルートを返す帰路についたという次第でありました。
Posted at 2024/12/12 21:46:01 | |
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