こんなモンでも考え有っての部品選定。
この場合は、確実に止められてタイヤの押さえとして機能し耐久性も間違いないモノを
選択してる。
・・・ま、加工品だが。
ここまでしてるのは、作ったモノが壊れるようでは意味がないからだ。
パンスペアータイヤフロアーの破損原因はスペアタイヤの動きと車体への取り付け状態
だろう。
モノ自体がショボイせいもあるが・・
で、スペアタイヤが動くようでは異音の原因になるし、いくら強化品だとはいえ破損の
可能性があるからだ。
きちんと抑えが効くようにしておかないと意味がない。
よって純正のように戸当たりゴムを挿してるだけなんてのはやるわけにいかない。
簡単に取れるし。
自家製造してる電子・電気品は手抜きしてることが多いが、機構・板金部品はまず壊れ
ないように後の事も考慮して作ってる。
また、作ったモノがメンテナンスの妨げにならないようにも考慮してる。
目的がなんなのかはき違えたら意味無いんだし。
基本は耐久性UP・再修理可能・再製造もしやすく、他のメンテナンスに影響が出ないように
そして、作って付けた物が原因で故障が増えないように。
今作ってるものもコレ全部内包してる。
台部分をコレ以上止め点数増やすことは余計な手間とメンテナンス工数増やすことになるし、
コレにそんな強度はそもそも不要。
耐久性については現状で既に純正とは比べものにならないんだし。
無駄に覆う箇所が増えると、電気系統に悪影響が出る。
熱の問題がねぇ
あくまで純正の欠陥を潰してと言う話だから余計なことはしないし考えない。
無駄だから。
また、余計なトラブルの元だからネェ
増やせばいいってモンぢゃねーでよ
で、この部分は導風板兼テンパー収納部なわけだが、0.8mmなんかで出来てるのは
コスト優先だろうネェ
100万で売ろうとしたものの130万になった、削れるところは削りたい。この部分0.8mm
のプレス品にしてるのは製品ライフサイクルを長く見積もっていなかったのもあるだろう。
また衝突時に関してはH型の車体とそこかしこにビームがある。
ど真ん中相当のスピードでヒットしない限りは大破しない。
また、2ピース構造でコレを設計してるのは意味がある。
今形があるのは台座部分だけだが、ここはフロントビームよりも後に配してある。
これに薄板の覆いが乗る。
覆いの方は純正形状にちかい曲げが入る。
台座との結合はM5のネジ8本と貫通している6M 2本。
あとはテンパー止めてるM8。
溶接構造にしないのは壊れる要素を保たせるため。
個体差の吸収のためでもあるけど。
完成型の状態で大破したとして、キャビンに到達するようなモンじゃネーのよ。
SUS板と車体用の鋼板じゃ特性ちがうしネェ
バカみたいな強化品作ってるわけでもないし。
この辺も考えてんのよ。
構造把握してるんだから。
Posted at 2014/08/02 00:42:09 | |
自家設計開発 整理中 | 日記