
前から絶対に映画館で観に行くぞと決めていた映画。
それが「DRAGONBALL EVOLUTION」ですw
誰も知らない知っちゃいけないドラゴンボールがここにあります。
もう散々なじゃなかった諸処の寸評で色々といわれていたこの映画。真っ先に大スクリーンで笑わ・・・楽しまなくてどうしますか。
これをDVDが出たら観る、なんていっていたらダメです。絶対にDVDですら観る気が起きるわけがありません。
人生の貴重な時間を、この映画に割く、というこの思い切った考えに惚れ込んでしまい(マゾ的)、私は絶対にこの映画を見にいくと決めていたのでした。
それでまぁ、今日観に行ったわけですよ。
ええ、
大事な貴重な日曜日を無駄にして。
あ、これからはネタバレを激しく含むブログになっています。
ですから、これからDRAGONBALL EVOLUTIONを観に行こうと思っている方は
やめた方がいいと思いますがこのブログはみないでください。
あと、あらかじめ言っときますが、このブログ、めちゃくちゃこの映画を批判しとりますんで、この映画のファンの方がもしいらっしゃるんでしたら読まないでくださいw
---------------------以下、ネタバレ
【ストーリー】
遙か昔にピッコロが弟子の大猿をつれて地球で大暴れ。
なんとかまふーばーとかいう魔法で封じ込めたけど、なぜか今更になって封印が解ける。
封印とけたピッコロも、さっさと地球侵略すりゃいいのに、どうしてかドラゴンボールがないと世界を征服できないようで、ドラゴンボールを必死に探します。
悟空は悟空で、じっちゃんと生活していていじめられっ子。
けんかしちゃダメっていわれているから我慢の毎日。がんばれ僕らの悟空。
で、チチというクラスメイトを好きになってパーティーいって暴れてじじい死亡。
ブルマと出会って亀仙人とも出会って本当にヘタレな金髪ヤムチャと出会ってドラゴンボール奪われて・・・・・
さて、私は映画館に久々に行ったのですが。
公開日からわずか3日目の日曜日。
ネット予約もなしに、劇場に突撃しちゃった訳なんですけど、一抹の不安がありました。
こんな映画で混んでいたらむかつく、という気持ちを抱きつつ、映画館へ。
午後5時開映だったわけなんですが、ぎりぎり午後4時40分くらいに某駅に到着、TOHO CINEMASに着いたのは午後4時50分くらいです。
ぎりぎりDRAGONBALL EVOLUTIONを公開するスクリーンに入りますた。
するとなんと
27人
しかいませんでした(;´Д`)
↑ 数えた。
まさに
がらがらw
今は映画業界が不景気だから・・・・というわけなんでしょうか。
そうなんでしょうね。
映画のせいじゃないでしょうね。
こんなにすいている映画館をみたのは初めてですよ。
公開してからわずか3日目ですよ。この時点で笑っちゃいましたよ。
というわけで、予告編をみて、映画を観て、けだるさを持ちながら劇場を出ました。
いやー
感想なんですけど。
レッドクリフpart2、面白そうですね!
あ、違う。
ドラゴンボールでしたね。
いやいや。
感想ですが。
100億円はどこに使ったのかわからないくらいの87分でございました。
レッドクリフだって100億円使って147分なのに、この違いはどこから出るんでしょうか。
まぁ映画の中身ですが、たぶん、
皆様の予想のとおりだと思います。
ええ、
ぶっちゃけつまんねーっすよw
ドラゴンボールかドラゴンボールじゃないか、とかそういうレベルじゃなくて。
映画としてかんっぺきにつまらんですw
ストーリーがぐだぐだ過ぎます。
突っ込みどころが多いのは、狙っているのかもしれませんね。
なんで地下の壁を掘ったらいつのまにか地下火山のところにでるんよ。
時代考察もどうなっとるん。カプセル社があって近未来なアイテムが出ると思えば、一般の人が乗っている車は現代の車ってどういうことよ。
さんざん偉そうな強そうなピッコロは、何をするわけでもなく、ドラゴンボールが7つ揃って神殿がでてきたら
オロオロしているし。
最後の戦いはかめはめ波一発であっさり終わるし。
どんでん返しなんて一切なく、予想通り、次作に続く!みたいな感じだし。次回作いらねーっすよ。
ていうかピッコロ、おかゆ?みたいな料理作ってもらって看病されていましたが、いったいどういうピッコロwwwww
見続けていたら、この俳優が演じる悟空が悟空のようにみえて・・・・・くるわきゃねーw
ピッコロを見続けていたら、原作通りに思えてく・・・ってピッコロ出番少なすぎーw
亀仙人のおちゃらけた演技+エロが、原作通りのように思えてく・・・・いやいやw
BGMが凄く・・・・・・・・・しょぼいw
CGは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
なんだろうこの超特急な感じでストーリーが進んでいって何も思うことなく終わらせてしまう映画。なんて評価すればいいんだろう。
失笑、という言葉が浮かぶんじゃないかと思っていたら、マジで浮かんだのはびっくりだった。
あー
もうw
とまぁ。
予想通りの映画でした。
これに1800円という金額と人生の貴重な87分を使った自分を褒めたいと思う今日この頃です。
いやー
これ、作っている最中に、誰かとめられなかったんかw
鳥山明とか、集英社とか、そもそもの20世紀フォックスとかがもう少し、監督とか脚本家とかに何か口を出すべきだったんじゃ・・・
せめて、せめてもう少しピッコロを強くさせてあげても良かったんじゃ・・・・
ラジー賞はおそらくダントツで決定でしょうが、これで売れなかったからってハリウッドとかが「日本の人気漫画を映画化しても売れない」とか思って欲しくないです。
監督と脚本家とプロデューサーとファンドが悪いんです。
そもそもドラゴンボールはアメリカとかでも大人気な漫画・アニメなんでしょ?
もう一度作り直し・・・いや、もうほっといて欲しいですね。
100億円が何につかわれたのか、飲み食いの領収書とか監督の自宅とか調べた方がいいんじゃないかなぁといらぬ考えを抱いてしまう映画でした。
他のスクリーンで公開していたヤッターマンとかドラえもんとかおくりびととかアンダーワールドとかそっち観てれば良かった・・・・とは思いません。
ええ、この気持ちを抱くのをわかっていて、ぶっちゃけ
ネタで観に行ったんですから!
後悔はしていません。
していませんとも!