
大好きなアニメ、きまぐれオレンジロード。思春期とテレビ放送が幸運にも重なりわたしの淡い記憶のひとつになっている。10年ちょっとまえテレビで再放送され録画した。以来、なんどもビデオを見た覚えがある。その録画から遡ることさらに10年チョイ前に初めてテレビ放送で見た。初めての放送から再放送までずいぶんと時間は流れたけれども最初に見たときと同じ感覚がよみがえった。えらく感動し、また切なくなった。
そう、その再放送から約10年後の一年くらいまえにYou Tubeでアップロードされたファイルをみて、また感動してしまった。本当にこのアニメがすきなんだな。
春日恭介(15才)は春日家の長男、家族は父の隆(40)とふたごの妹・くるみ(13)、まなみ(13)との4人家族である。一見普通のなんでもないこの一家、ところがなんと実はこの家族、超能力一家であるのだ。しかしそのことは家族だけの秘密。ついこの間も、妹のくるみが百メートルを3秒で走ってしまい、彼らは7回目の引っ越しをしてきたばかりなのだ。
恭介たちが今度引っ越してきたのは東京近郊の静かな街。そこで恭介は真っ赤な麦わら帽子をかぶったやさしい美少女に出会った。恭介は一目で彼女を気に入ってしまう。その時は名前も聞けぬまま別れてしまった。
ところが翌日、転校先の中学で恭介はその少女と再会する。彼女は鮎川まどか(15)。学校では有名な不良少女だったのだ。まどかは恭介をシカトする。昨日の彼女と今日の彼女、いったいどちらが本当のまどかの姿なのか? 恭介はしだいにまどかに惹かれていくのだった。
最初は恭介を無視しているようだったまどかも、恭介の優しさに触れて本来の素直な自分を少しずつ取り戻していくのだった。そして、そんな2人の間にもう一人、女の子が登場する。まどかの妹分、檜山ひかる(13)だ。ひかるは恭介にしつこく付きまとい、何かと世話をやきたがるのだ。始めは邪魔にしていた恭介も、だんだんひかるをかわいく思うようになってくる。
まどかと、ひかる。
二人の理想の少女にはさまれて、恭介は楽しい学園生活を送るが、優柔不断な恭介は本当に自分が好きなのはいったいどちらなのか、ときどき判らなくなってしまうのだ・・・・・・。
Posted at 2008/02/22 22:43:44 | |
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