
ロードバイクはイベントが各地であるのでイベント会場までの移動は電車や飛行機などに乗せるか、車に乗せる車載が基本となります。
ロードスターという荷物があまり乗せられない車を選んでおいて自転車も乗せたいというのは贅沢な悩みなのですが、持っている車で色々やりたいというのは誰もが考えることだと思います。
今回はロードバイクをNDロードスターに車載する方法について説明をします。
まずはどのように乗せるかの検討と方法の調査についての話を軽くして、自分が選んだ車載方法の詳細な説明をさせてもらいます。
検討
まずは助手席に乗せられないか検討。
車内に自転車が乗せられると車から離れる時も安心できるのでこれができれば予算と安全面でベストです。
写真はないのですが、色々試してみましたが無理でした。
他のブログで載せているのを見たので期待してたのですが。。。
原因として考えられるのはロードバイクのサイズ。
自分の身長が180cmくらいあるのでロードバイクも大きいです。
なので、ネットで調べたら出てくるトランクの上に乗せるという方法が現実的だなということで、どんな方法(商品)があるのか検討しました。
車載方法の調査
1.株式会社ホウ・コーポレーションのトランクキャリア
ネットで調べると一番出てくる吸盤で貼り付けるトランクキャリアです。
商品説明でもロードスターに自転車を載せた画像があり、間違いない商品です。
不安要素は吸盤でトランクが凹んだりしないかといったところです。
2.zoomエンジニアリングのトランクキャリア
これに
サイクルキャリアを取り付けられるオプションパーツをつけて、別途サイクルキャリアを購入して取り付ける方法。
こちらはちゃんとネジでキャリアを固定できるので走行中に吸盤が剥がれる心配をしなくていいことと、車のタイヤ2本を乗せることも考えられているキャリアなので車へのダメージも検討済みのはずという点です。
欠点は、別途購入するサイクルキャリアの種類によるけど前輪外すタイプだと、前輪の収納場所を考えないといけないことです。
あと、総合計の金額はホウ・コーポレーションより高くなりそうです。
3.汎用キャリア
こんなやつ


どの車にも対応した汎用的なキャリアです。
ロードスターにもセッティングは可能なはずです。
値段も安くこれが使えるならこれが1番。
気になる点はボンネットの真ん中に支える足がくるところ。NDロードスターはアルミなので強度的に心配。
自分の選んだ自転車キャリアについて
自分が選んだのは株式会社ホウ・コーポレーションのサイクルキャリアです。
決め手はこの通り
・ネットで調べると使ってる人が多い(ように見える)
・ブログなどで批判が見つからない
・zoomエンジニアリングのより安い
・商品紹介ページでロードスターの画像がありアルミトランクでも問題がなさそうだった
躊躇したのは金額ですが、サイクルイベントごとにレンタカー借りてたら数回で元が取れると思ったので思い切って購入しました。
購入した物と金額、注文から納入までの流れについて紹介します。
購入した物
・CS001-L-Color 49,500円
・BIKE001-L-02-Color 28,050円
合計金額:77,550円
注文の流れ
1. 専用サイトで注文
2. "ご注文ありがとうございました"メールが届く
入金口座情報と商品代金が記載されている。
3. メールで”ご予約受付のご案内”が届く
車種名と希望カラーを聞かれるのでそれに返信
4. 入金
5. メールで"正式受注のご案内"が届く
大雑把な制作期日が記載されている
6. "商品出荷のご案内"のメールが届く
出荷日と送り状Noの連絡あり
自分の場合は注文して1ヶ月程度で届きました。
受注生産なので納入期日は余裕持っておいた方が良さそうです。
組み立て
届いた後も、トランクキャリア部分とサイクルキャリア部分が別々で届きます。
トランクキャリア部分は完成してる状態なのでそのまま車に取り付けられますが、ロードバイクをせるのであればサイクルキャリアを組み付ける必要があります。
これが結構大変でした。
どこにどのような角度で取り付けたら良いか分からないし、説明書も簡易的なので結構試行錯誤必要でした。
何度か車に乗せて見て角度がダメだったとか締め付け位置が違ったなど試してやっと納得のいく所が決まってから本締めをするなど、ある程度家具の組み立てなどに慣れている人じゃないと難しいかもです。
この商品結構大きくて重いので大変です。
装着画像と使用感
キャリアを装着した所
ロードバイクを乗せた所
使用感
車載方法について
キャリア本体は吸盤横のプッシュボタンを何度か押すことで吸盤が引っ付きます。

これが強力で一度引っ付けると取れなくなります。
ちゃんと引っ付けるとプッシュボタンが押し込まれた状態となり、ボタンに書いてある赤いラインが見えなくなっていればOK。
数時間ごとに確認をして赤いラインが見える状態になっていたらプッシュしてちゃんと吸着させる必要があります。
次にロードバイクの取り付け
ロードバイクの前輪を外して固定します。
前輪も1本の棒にですが固定できます。
後は落ちないように紐やマジックテープで固定して完了。
装着は簡単です。
正直本体の固定より前輪の固定方法が不安。
棒一本で固定しているので横に倒れたりしないかが気になる所です。
実際の使用感
まずはロードバイクを乗っけて近場の峠の麓まで走ってみましたが、問題なし。
ちゃんと固定もされていますし、ブレることもなく安定してました。
車を有料駐車場に止めてロードバイクで峠を登って戻ってきましたが、時間として3時間程度でしたが、赤いラインは見えませんでしたが少し吸盤のプッシュが戻ってました。
数時間ごとに吸盤の確認はした方が良さそうです。
次にロードバイクのイベントで高速で千葉まで150kmほど走ってみました。
行きは問題なし。ちゃんと速度を出してもブレることなく問題なく走れました。
問題は帰り。
アクアラインを通って帰っていたのですが、前輪がブレまくっているのを確認したので速度を落として海ほたるへIN。
怖かったので前輪だけ助手席に乗せて帰ってきました。
前輪はちゃんと締め付けてあったことは確認したので、おそらくアクアラインの横風が原因だと思われます。
やっぱり1本で前輪を固定するという方法は不安が残ります。
両サイドから挟み込むように固定できたらいいのに。。
まだ2回しか使ったことがないので、この程度の感想しかないですが概ね満足です。
もう少し使って見て新しい面が見えてきたら報告したいと思います。
おまけ
合宿など数日の泊まりがけの場合はキャリアをつけたまま駐車場に放置というのは不安が残るので、車内にしまえないか試して見ました。

車内に入れるときは結構つっかえますが、注意しながら入れればちゃんと室内に入れることができることを確認しましましたので数日車を駐車場に止めておかないといけない場合も問題ありません!
ご参考になれば幸いです。
おまけ