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44RSのブログ一覧

2009年02月13日 イイね!

M3はスポーツカーなのか?

前日のブログで911を絶賛しすぎました。
もちろん911が至高の乗用車であることを取り下げたりしませんが、
M3をもちょっとフォローしておきます。





今回色々な車を試乗してみて感じたことですが、M3はやはりスポーツカーの頂点に鎮座していることを確認いたしました。

「車重が1650Kgあるなんてスポーツカーとは言えない。」
「ノーズが重過ぎて曲がらない。」
「こりゃスポーツカーじゃなくてラグジュアリーGTクーペだ。」
「V8なんてBMWらしくない邪道だ。」

などとジャーナリストからも辛辣な意見を頂いていたM3ですが、E92M3はE46M3ではありません。
限界まで煮詰められたシルキーシックスS54を搭載したE46M3が持っていた魅力の全てが消えて失せてしまったかのように言われます。
NA3200cc 6気筒にも係らずニュルで7分50秒を叩き出したE46M3CSLの幻影や武勇伝をファンはE92M3に求め過ぎなのです。
E92M3は従来のE46M3と全く違った種であると認識すべき車です。

一般道で10分試乗した程度だと加速もそれほど強烈には感じないしM-DCTの優秀さも分からないしブレーキの効きもよく分からないため、「それは車重が重いせいだろう。」と勝手に思い込んでしまう方が多いのかもしれませんが、それは無理もありません。

80Km/h以下の巡航でM3の良さは20%も味わえませんから、一般道でちょこっと試乗したぐらいではむしろ失望するのが当たり前です。
それで「E46M3の方がよかった。」、「M3はもう終わった。」、「M3はアメ車になった。」。「安定志向で刺激も面白みもない。」とか言われてしまうわけです。

スポーツカーの定番として軽い車が面白いのは確かです。
ブレーキのダイレクトな感触、サスの細かい動き、ステアリングから伝わる路面状態、後輪の動きと前輪の動きが手に取るように分かるのがライトウィトスポーツカーの特徴です。
取り回しのよいコントローラブルな軽い車をスポーツカーと定義するのであれば、確かにE92M3はスポーツカーではありません。
そしてよく言われるとおり、最も近いカテゴリーにあるのはGTスペシャリティカーなのかもしれません。

しかし、ライトウェイトスポーツカーでこんなに刺激的な速さと高揚感と快感を味わうことが出来るでしょうか?もちろん出来ません。

実際に高速や峠を交えてじっくり乗ってみると、まずエンジンの吹け上がりの早さに驚くはずです。
全開でフル加速してみてくださいな。もう異次元の世界ですよ。(但しGT-R未体験者に限る。)
決してノーズが重く感じることはありませんし、パワーが物足りないと感じる方はまず居ないはずです。
また前後重量配分50:50のハンドリングは実に一体感があって爽快で気持ちイイです。
ノーマルマフラーの高回転エキゾーストノートも実に気持ちよく、耳に、腹に、心に、訴えかけてきます。
そして実に刺激的です。実に尖っています。実に快感です。実に素晴らしいスポーツカーとしか言いようがありません。

したがって、このE92M3は走ることに高揚感と悦びを得られる数少ない車であり、911と並んで間違いなく市販車の頂点に君臨する世界最高のスポーツカーであると断言いたします。

4000ccV8の横幅1800mmの車にライトウェイトを求めるのは、いくら食べても太らない焼き肉を求めるようなものです。

ダイエットは諦めて美味しい和牛特上カルビをこってり堪能しようじゃありませんか!


さて、前回のブログでM3は911よりだいぶ落ちるみたいな締めくくりになってしまいましたが、M3が911より優れている点もたくさんあります。
それは下記のとおりです。

●高回転まで回さなくても速い。エンジン吹け上がりが軽い。
●街乗りする分には普通の乗用車と変わらないサス。911は街乗りにはちょっと硬すぎて同乗者にも気合いが必要。
●スポーツ走行が不要な場面においてM3は、ダルに気楽に運転できるので長時間でも苦痛にならない。
●ゴルフバッグや旅行バッグ等の荷物を十分積めるし、最大4名乗車できるため仕事、レジャー、デート、送迎、買物等、幅広い用途に使える。(いくら何でも911じゃ牛丼買いに行けない。)
●スポーツカーでありながら高級サルーン並みの快適装備が標準装着されている。
 (CDサーバー、DVD、ハンズフリーフォン、クルーズ、ドライブコンピューター、各種ステアリングスイッチ、
 コンフォートアクセス、パーキングアシスト、シートヒーター、電動ブラインド、Pシート、オンボードコンピューターなど)
●M3は911ほど金持ちそうに見えないため妬まれにくい。悪戯されるリスクも911より少ない。
●BMWに興味がない人にとっては普通の3尻に見えるので911より気を使う機会が少なくて済む。
●911より総額300万円ほど安いが、動力性能はほぼ同等でお買得。
●部品代は911よりだいぶ安い。また部品の供給にも不安がない。
●社外品アフターパーツが豊富で楽しめる。社外品パーツ代金も911より3割ほど安い。
●チューニングショップが豊富で弄り甲斐がある。チューニング代も3割~5割安い。
●911は上位車種に役モノが存在するが、M3そのものがBMW最上位車種と言っても過言ではない。
●バリューローンの残価設定額が911の2倍以上も高いので、自己資金が少なくても購入し易い。
●911は在庫車以外の値引きは原則ゼロだが、M3はゴニョゴニョ(自主規制)

車の持つ基本性能は911に叶いませんが、実用性を何1つ犠牲にせず、高いスポーツ性能を高次元で調和させたスポーツカーはM3だけと言っても過言ではないでしょう。

M3は素晴らしい車ですよ。

それにしてもE92M3 CSLが出なくてよかったなぁ。。。
Posted at 2009/02/13 21:22:37 | コメント(14) | トラックバック(0) | 日記
2009年02月11日 イイね!

Porsche 911 PDK★試乗採点

みんカラではM3マニアとして認知度が上がってきた(誰も言ってないって!)私ですが、
M3購入を決断するまで私は911がどうしても欲しくて欲しくて死にそうだった911フリークだったのです。
今回は私の911フリーク史を書き綴りますが、長文なので読むのが面倒な方は遠慮なく飛ばしてください。

【 私の911フリーク史 】
私が初めて911に乗ったのが1974年、異国イランで私が小学校5年生の時でした。
当時私達家族が住んでいたアパート大家のドラ息子が乗っていた911Tの助手席に乗せてもらって以来の911マニアです。
このドラ息子アミール氏が憧れていた911カレラRS 2.7のパンフレットをいつも一緒に眺めていたのを今もよく覚えています。アミール氏はカレラRS2.7が死ぬほど欲しかったようで私もそれに同調して憧れてました。
私のHN「44RS」の由来はこのRSなんです。(ってどうでもいい話すんません。)

↓73年カレラRS2.7 



中学2年生の時に「サーキットの狼」が大ブレイクして空前のスーパーカーブームが訪れた時、私が早瀬右近のファンだったことは言うまでもありません。
むしろBMWは悪役の隼人ピーターソンが乗っていたから嫌いでした(´Д`;)

免許を取って初めて運転した911は、90年の964カレラ2でした。
半クラ絶対禁止とオーナーにしつこく注意され、おっかなびっくり運転したのですがRR独特の後ろから蹴っ飛ばされるような懐かしい挙動と空冷サウンドに猛烈に感動しました。
ワンアンドオンリーのRRレイアウトをとことん熟成し尽くし、日々進歩を続け、鬼のような排ガス規制を何度もクリアーし、常に最新型がベストカーであり続ける911は、もはや車業界における孤高のヒーローであることは言うまでもありません。
この頃からいつかは911と心に誓って仕事に励んで参りましたが、残念ながらまだ911を所有したことは一度もありません。

やがて964後継の993で空冷の歴史が閉幕し、水冷となり986と同じ顔になった996に落胆して911から興味を失いかけましたが、2004年に発表された997に一目惚れしました。
997を欲しい気持ちを抑えきれなくなった2007年の夏、ようやく私にも911購入の財力が追いつきはじめ、具体的な購入に向けて997の中古車を探し始めましたが当時はまだ玉数が少なく、カレラで1100万、カレラSで1300万円と新車価格マイナス100万円程度が中古車相場価格で、結局購入には至りませんでした。
あまりにも中古車相場価格が高いのでMY08新車を購入しようと決意しましたが、MY09に997はビックマイナーがあり、フェイスリフトとPDK搭載が確実と噂されるようになりました。
そこで私はMY09新車購入を決意し発表を心待ちにしました!

そして997は予想通りにMY09から新設計直噴エンジンとPDK搭載がアナウンスされたものの、価格大幅アップと私自身の財政悪化が重なってしまったため熟考の結果、対抗候補であったE92M3購入が決定したというのが大筋の経緯であり、「いつかは911」の気持ちは今も変わりありません。

特にカレラRS2.7、930ターボ、964ターボⅡ3.6、そして997GT3は、今も私の記憶に鮮明に残って色褪せることのない憧れの名車です。

【 911フリーク史は以上。長文ごめんなさい。】

↓911ターボⅡ3.6 湾岸ミッドナイト島達也のブラックバードでっせ。
 憧れで手の届かない遥か彼方にあった360hp 0-100Km/h 4.8秒が今や陳腐な数字になっている恐ろしさ・・・


さて、そんな私が911を評価するのは僭越であり身分不相応であることを自覚しつつも評価させて頂きました。
実はPDK試乗は2度目ですが今回は高速試乗が実現したので、車の特性がよく分かりました。
試乗車はMY09カレラのバサルトブラック、OPはシートヒーター、クルーズコントロール、PASMとスポーツクロノとサイドデカールといった構成です。






動力性能ですが、正直言ってカレラとM3を比べたら体感的にM3が上だと思います。
しかし雑誌の加速データーなんか見ると明らかにカレラが圧倒してますよね。
ローンチコントロール加速を比較したわけではないので分かりませんがM3決して負けてませんよ。
こうなってくると是非カレラSに乗ってみたいなと思いました。

ただ足廻りもブレーキもボディ剛性も、やはりカレラがM3より全然上です。
僅かな差ではなくかなり大きな差があり、まったく比べ物になりません。
ハンドリングも遊びがなく切り出しからクイックでダイレクト、重心が低くどっしり安定感があります。
硬すぎると言われがちなサスですが不快な振動は皆無。GT-Rみたいにバタバタゴリゴリしません。
ブレーキはもう完璧。意外と踏みしろは深いですが意のままに制動できる理想的なタッチ。
シートはノーマルでしたがホールドも座り心地もしっくり来ます。
内張りにアルカンタラを使うなどインテリア質感もいいですね。
ただ何でもオプションなのはいただけません。せめてシートヒーターとスポーツクロノぐらいは標準装備にしたらいいと思います。
それ以外は別になくても困りません。PASMは好き好きなのでオプションでもいいと思います。
エンジン音は何故か空冷っぽい音がします。
排気音は静かでマイルド、もう少しサウンドチューニングして欲しいかな。
しかし997前期より振動がなくなりましたね。さすが新設計の直噴エンジンです。



さて、PDKですが極めてスムースです。
やはりブリッピングは控えめですが低速時の挙動はM-DCTより安定してます。
PDKの場合、ブレーキペダルがオートマペダルと同じ大きさです。
しかしM-DCTは3ペダルと同じブレーキペダルでクラッチペダルがなくなっただけのレイアウト。
つまりPDKはTip-Sの進化版であり、M-DCTは3ペダルMTの進化版の位置付けにあるのです。
これは両メーカーの思想が違って面白いですね。

どっちが上かは甲乙付け難いですが、残念ながらPDKが一歩リードしてますね。
減速時にもたつかないし、低速時の不自然な挙動がない。
変速プログラムはM-DCTの方が豊富ですが、シフトアップも気持ちPDKが速いかな。
ただPDKステアリングスイッチが使い辛いのは全世界共通の意見だと思います。
引いてダウンはいいんですが押してUPが馴染まないですね。
慣れてないので何度も右を引いて減速してしまいました。
Tip-Sと同じ方式なので911ユーザーには抵抗がないとの事ですが、つか普通にパドルスイッチにしなさいよって!

 

<MY09 997カレラ PDK>

スタイリング(20点)・・・19点 やっぱ伝統の蛙ルックでしょ。GT系なら言うまでもなく20点満点です。
動力性能  (20点)・・・18点 やっぱり速い。これで十分と言えば十分。
ミッション (10点)・・・10点 今のところ世界最高の2ペダルMT。
足廻り   (10点)・・・10点 PASM付の評価です。パッシブサスも乗ってみたい。
ブレーキ  (10点)・・・10点 さすが宇宙一と言われるだけの実力です。
インテリア (5点)・・・ 5点 質素過ぎるといわれますが私は好きです。
燃費    (5点)・・・ 5点 街乗り7Km/L楽勝だそうです。6MTより10%は高燃費。  
排気音   (5点)・・・ 4点 官能的ではないけど素敵です。何故か空冷っぽい音?
実用性   (5点)・・  3点 後部座席は単なる荷物置場で後席とは言えず、トランクも極小。
色艶度   (5点)・・・ 5点 言うことなし。
高揚感   (5点)・・・ 5点 言うことなし。

合計94点です。
うわっ!こんなに高得点ですか?!
やはりスポーツ走行専用設計ですから素材からして違います。
M3が86点に対して94点、もはや911は車格が違いますわ。
やはり私にとって憧れの車であり続けます。
そして、いつかは羨望のGT3に乗りたいですね。






ちなみにかつて私が買う気満々だった997前期カレラS Tip-Sを参考までに評価してみます。
何台も試乗しましたからね。



<997前期カレラS Tip-S>

スタイリング(20点)・・・19点 前期型も後期型と遜色なく好きです。
動力性能  (20点)・・・16点 正直Tip-Sだと速いと感じません。RR挙動プレジャーも薄まりますね。
ミッション (10点)・・・7点  トルコンにしてはよく出来たミッションです。
足廻り   (10点)・・・10点 これも前期後期とも同じ評価。
ブレーキ  (10点)・・・10点 前期後期とも同評価。
インテリア (5点)・・・ 5点  前期後期とも同評価。
燃費    (5点)・・・ 3点  街乗り6Km/Lでしたね。  
排気音   (5点)・・・ 4点  Sエキゾーストシステム付きだと5点ですね。
実用性   (5点)・・  3点  前期後期とも同評価。
色艶度   (5点)・・・ 5点  言うことなし。
高揚感   (5点)・・・ 5点  言うことなし。

合計87点!
う~ん妥当です。やはりM3より上に居ますね。
997前期の唯一のウィークポイントだったTip-SがPDKに世代交代し新設計の直噴エンジンで動力性能も大幅に向上したわけですが、トルコンを妥協した上でお買得感を考えると997前期カレラSという選択肢もありかな。

今やカレラSは600万円台後半~800万円台でMY05かMY06が購入できるようになってますから狙い目です。
911は故障率が極めて少ない車ですから、事故車だけ注意した上で走行の少ない個体を選ぶとお得ですよ♪

911はやはり最高の車です。
フェラーリーやランボルギーニは、911より更に性能が上の素晴らしいリアルスポーツカーであることは疑う余地がありませんが、車高の低さ、実用性の無さ、荷物の積載量、目立ち度、排気音のやかましさ、非現実的な車両価格、メンテ費用、部品代、駐車場入庫制限、冠婚葬祭使用不可、その他もろもろを勘案するとさすがに普通乗用車の範疇を超えてしまうので評価対象に相応しくありません。

そういう意味で、乗用車の範疇に収まる最上級のスポーツカーはやはり911と言えるでしょう。
そんな911にも、Turbo、GT3、GT2、RSといった役付き911が存在し、この役付き911は我々カーマニアの憧れの頂点として今後も君臨してゆくことでしょう。
やはりM3に乗る今も911フリークな私なのでした。

あぁ、早くGT3欲しい。







Posted at 2009/02/11 07:46:40 | コメント(14) | トラックバック(0) | 日記
2009年02月09日 イイね!

GT-R乗ったど~!!

なかなか試乗の機会がなかったGT-Rですがとうとう乗りました!
しかも一般道と高速あわせて60分ぐらい。
オリックスレンタカーで29,800円払って借りることまで考えたGT-Rです。



速いとは見聞きしていましたが、もう次元が違う速さです。
M3も相当速いとは思いますが、比べ物になりませんわ。
GT-Rって車じゃないでしょ。あれは次世代の乗り物かなんかでしょ。
もう表現できません。高速でパドル操作のフル加速を試みましたが周囲の車が止まって見えました。
SF映画みたいに時間を止めて自分だけが走っている感覚。
それもガッチリ路面に吸い付く足廻りと頼れるブレーキの存在が動力性能を引き立たせているのでしょう。



ニュル7分29秒?次元が違いすぎてわからん。つかそんなのどうでもいい。
本当に997TurboやGT2、そしてスペチアーレあたりが真のライバルなのだろう。
これは感動しました。というかあまり細かいこと覚えていない。
マインズ製VX-ROMで500hpオーバー云々と聞かされたが圧倒されて余裕がなかった。
街乗りで跳ねたり伸びたり忙しいサスも高速ではピタッと吸い付く。ロードノイズはひどいけど。
しかしこれシートがひどいですね。小一時間で腰と尻が痛くなりました。
インテリアもゲームかアニメの世界で現実味がない。なんか疲れます。
映画のセットの中で運転してるみたいな感覚でした。




さてスタイリングは決してカッコイイとは言えないガンダムチックなデザインですが迫力満点。
造形美という言葉がありますが、GT-Rのエクステリアは造形的に言ったらたぶん最悪でしょう。
しかしどの車にも似ていないオリジナリティは評価すべきかな。
デフやギアボックスから凄まじい異音。これはまだ市販レベルではなくプロトタイプだったのでは?M-DCT、DSGやPDKなど他のDCTと比較すると荒削り過ぎます。



いや~いい体験させてもらいました。
というわけで採点させて頂きました。


スタイリング(20点)・・・14点 すみません。これでも精一杯評価しました。
動力性能  (20点)・・・20点 レベルが違う。
ミッション (10点)・・・7点  もう少し洗練されないとね。
足廻り   (10点)・・・7点  サーキット向け開発のためか高速では超安定。
                しかしながら街中での乗り心地は凄まじい。
                 こりゃデートやレジャーには使えない。
ブレーキ  (10点)・・・10点 相当の効き。動力性能に見合っていて素晴らしい。
インテリア (5点)・・・ 2点 高級感ゼロ。ただし装備は充実。
燃費    (5点)・・・ 4点 当然踏めば落ちますが、街乗りでも6.5Kmは走るらしい。  
排気音   (5点)・・・ 4点 ちょっとおもちゃっぽい音だが迫力満点。
実用性   (5点)・・  4点 後部座席は極狭だが、トランクは広いので。
色艶度   (5点)・・・ 3点 艶はないな~。色気はあるけど。
高揚感   (5点)・・・ 4点 好奇の目で見られ勝負を挑まれる宿命を負った
                気の休まることのない仁義なきヤクザ者か。
                挑まれた勝負を全て受けねば笑われるのも辛いね。

合計は79点です。
恣意的な個人の採点なのでオーナーの方やファンの方、気にしないで下さいね。
私の評価が貴方と違っても当然だとお考え下さい。



ただGT-Rには言いたいことがあります。

●日産ハイパフォーマンスセンター(NHPC)で整備しないと保証対象外。
●タイヤ55万円とブレーキ40万円は1万Km毎に交換です。他所では買えません。
●サーキット走行をすると保証対象外。
●サードパーティーのマフラーやサスやエアロなどを装着したら保証対象外。
●180Km/hリミッター付き
●リミッター外してROMチューンしたら保証対象外。
●すべてデーターロガーで監視しているから黙っていても嘘ついても分かっちゃうぞー。

おいおい、なんで1000万円近い投資して車をENJOYしたいだけのユーザーを監視して追い詰めるのよ?日産様にだけどうしてそんな特権があると言うのさ?
P様も馬様も牛様もBeeChanもBenChanもそんなこと一言も言わないぞ。。。
整備しないとダメよ。サーキットもダメよ。改造もダメよ。メーカーとして当然だよね、そのルール!そのルールは許す。
しかし何だよ、データーロガー監視って?
お前ら警察か?顧客のプライベートを公然と盗聴すんのか?車をどんな使い方しようと客の勝手だろ?
不適切な使い方をたった1度でもしたら保証打ち切りで修理がエアコンだろうとナビだろうとすべて有償修理だと?
改造して整備前に戻しても分かりますだと?顧客を摘発すんのか?逮捕すんのか?何様だよ、その高圧的な態度は?勘違いも甚だしいぜよ。



サーキットも走らないし、リミッターもカットしないし、エアロもサスもマフラーもノーマルで乗ります。
タイヤ交換も整備もすべてディーラーでお願いします。
そんなユーザー向けに開発するんだったらGT-Rを電気自動車にすればよかったのでは?
燃費がリッター20Kmで200馬力もあって180Km/h出るんですみたいな車でやればよかったのに。

Hな事した位で離婚される女と結婚するほど男は大らかではない。

私と同様の意見を言う方も多いことでしょう。
もう少しユーザー目線で車を作ってくださいよ。
せっかくこんなに素晴らしい車を開発できたんですから。ねっ!
Posted at 2009/02/09 01:23:53 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日記
2009年02月07日 イイね!

Jaguar XF★ 試乗採点

さて44RSの独断と偏見でM3ライバルを比較採点する新企画の第四弾です。
もういい加減飽きたと怒られるかもしれませんが、もうしばらく企画を続けます。
今回はJaguar XFの最上級グレードSV8の試乗採点を行います。



今から2年前の2007年のデトロイトモーターショーで初公開されたJaguar C-XFコンセプトを覚えてますか?
私はこんなにかっこいいセダンは見たことがないと衝撃を覚えました。
めちゃクールでめちゃ渋くてめちゃナイスなスタイリング!
これだよ!これ!と何故かめちゃ惹かれてしまい、購入候補車枠に突然このC-XFが飛び込んできました。




さすがアストンマーチンのデザインを手がけたイアン・カラムだ!
素晴らしいデザインではないか!?
セダンだから面白くない車だろうし、911やM3とは全くカテゴリーが違う!
でもかっこいい。欲しい。これはイイ!!とベタ惚れしたのです。
買うか買わないかは別として超楽しみだ!
もうそれからというもの市販されるのを心待ちにし続けて2007年秋を楽しみに待ちました。

2007年夏!さぁ!Jaguar タイプS後継のXFの発表です。



「  え  ?  ・・・ 何コレ??? ナンバーがアホになってるし

コンセプトモデルがそのまま市販されることはない。
そんなの分かってます。↓こんな現実離れしたコクピットの乗用車なんかあるわけないですハイ。



きっと最終案で保守的でセンスのない経営首脳陣が、先進的なカラムデザインを過激と判断してHUGEヘッドライト採用を提唱したんでしょう。
イアン・カラムは怒っただろうな。
しかしなんであんなクールだったC-XFが、レクサスGSにレガシーのヘッドライト逆にくっつけたようなデザインになってしまうのよ?
どうみても国産にしか見えないわこれ。
大阪のおばちゃんが豹柄のトレーナー着て厚化粧して歩いてるぐらい有り得んわ。
上戸彩ソックリの女性が来ると思ってドキドキ待ってたら、叶恭子クリソツな女性が来ちゃったみたいにショックだわ。
ストップ高で掴んだ株が翌日から連日ストップ安で1/10になったみたいにガックリだわ。(実話)
そんなわけで私のXF熱はすっかり冷めて興味のない車ワンオブゼムになりました。


さて、私がそんな複雑な思いを抱いていたJaguar XFですが、最近見慣れてきたせいかそれなりにかっこいいじゃんと思い直すようになりました。
叶恭子さんだって冷静に考えれば大人の魅力溢れるセクシーレディーpですから。




このSV8は4200ccのV8にスーチャーを搭載し、426hpの高出力を発するXF最上級車種です。
先入観なしに見るとカッコイイ。
ただ何故これほどダサいライト廻りデザインを採用したんだろうか?
ライトだけC-XFにしただけでも相当印象変わると思うけど。
コクピットに座った瞬間は国産と変わらないな~と思いましたが、よく見るとC-XFコンセプトモデルの雰囲気は受け継いでますね。
エアコン吹き出し口が、エンジンON/OFFで回転したり凝ってるね。
このダイヤルがシフト?伝統のジャガーゲートのほうがいいね。
グローブボックスやダッシュボックスまで革になってるんだ、へーっ。
アルミパネルを多用してる分、安っぽい感じがしてしまってるのが惜しい。
水色イルミネーションが浮かび上がるインテリアはちょっとHな雰囲気でなかなかいい。
本皮の材質もウッドパネルもMBやBMWより全然いい。
コストダウンも大切だが、内装の品質まで落としたらあかんよ。ドイツ車は見習ってくれ。
斬新なインテリアデザインの試みは面白いけどいまいち洗練されてないか。



動力性能は下から上まで満遍なく太いトルクで実用的なのにアクセルをひとた
び踏めば暴力的な加速を味わえる。
動力性能は十分だが、刺激がなくてドラマがなく面白みは薄い。
その辺は国産車に似通った味わいだ。0-100Km/h 5.4秒!
確かにこの感じだとそのぐらいは行けそうだ。

でも春頃にXFRが追加されて4.2Lは廃止されるんだって。
510hpで0-100Km/h4.7秒に最高速363Km/hだって。すごいね。
ミッションは普通のオートマだけどパドルも付いてていい感じ。
メーターパネルが無機質で色艶がないのが惜しい。 

      

サスについては、う~ん、ダンピングは固めだがどうもフニャフニャする感じ。
継ぎ目のトレースはイイ感じで悪くない。ただ伝統の猫足と呼べるかどうか疑問。
足廻りはXKのサスと同じだそうです。もしかして私の基準が厳し過ぎる?
ブレーキの効きは問題ないし剛性感もある。
意外に燃費はいい。街中でリッター6Km、高速10Kmだそうです。  
排気音はちょっと静か過ぎる。もう少しサウンドチューニングしてね。 
5人乗りでもゴルフでも旅行でもかなり便利。1875mmもあるのにあまりでかく感じない。




というわけで採点させて頂きました。


スタイリング(20点)・・・13点 
動力性能  (20点)・・・14点 
ミッション (10点)・・・ 7点   
足廻り   (10点)・・・ 7点 
ブレーキ  (10点)・・・ 8点  
インテリア (5点)・・・ 5点 
燃費    (5点)・・・ 3点 
排気音   (5点)・・・ 2点 
実用性   (5点)・・  5点 
色艶度   (5点)・・・ 3点  
高揚感   (5点)・・・ 3点 

合計70点です。
なかなかイイ車だと思います。
私の採点基準でレクサスLS460を試乗採点したら61点だったのでLSより全然お勧めです。
ただ中途半端なんですよね。どんな客層をターゲットにこの車を開発したのかわからない。
ジャガーでしか味わえないテイストをもっと打ち出して欲しい。
正直、スーチャー付きのSV8を995万円も出して買うより、ベーシックな3リッターのプレミアムでも満足度は変わらないのではないかと思う。

ちなみにディーラーさんの対応はとても良かったです。
あの対応であればどんな高額な車を買っても安心できると思いました。
皆さんも買うならジャガー新橋ですよ。





Posted at 2009/02/07 11:42:53 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2009年02月04日 イイね!

アルピナB3 BiTurbo★試乗採点

M3購入者であれば誰でも一度は注目しているはずのアルピナB3 BiTurboを試乗してみました。
アルピナと言えば、BMW公認のチューニングメーカーとして長い歴史を重ねても不変のアルピナライン。
日本でも80年代初頭に大ブレイクしたこともありました。そして伝統色のアルピナブルーにアルピナグリーン、
控えめながらセンスの良いエアロパーツ、M3よりカッコ良い排気口廻り、調和が取れて上品なエクステリアに気品を感じます。



BMWとの紳士協定によりM3を上回らないチューニングを義務付けられている関係上、M3と比較すると控えめなチューンに留められています。
M3とスペックを比較しても、先進性を勘案しても下取り価格を勘案しても、やはりM3を選ぶのが妥当であることは間違いないと思います。
しかしながら、人とは違う3シリーズのスペシャルモデルを求めている方には有力な選択肢の一つだと思います。
M3を購入するほど車にスポーツ性能を求めていない方、ラグジュアリーでスペシャルな3シリーズを求める方にお勧めできる名車だと思います。
B3 BiTurboはセダンだけでなくクーペ、ツーリング、カブリオと全ボディをラインアップにしており、M3で未発売または日本導入されていないツーリング(E91)やカブリオ(E93)のスペシャルモデルとして唯一無二の選択となります。
ベースエンジンとなっている335iも相当に速くて相当に気持ちいい車ですから、どんな味付けがされているのか興味津々です。



ニコルオートモービル世田谷ショールームは、アルピナ専売のショールームとして展示車も試乗車も豊富に用意されており、
第三京浜を試乗コースにしてくださっている太っ腹な販売ディーラーです。
こりゃどこかの不埒者(ん?俺?)が試乗中に大事故起こす前に試乗せねばと行って参りました。



ショールームにはE90が2台、E91が1台、E92が1台、E93が1台と各色揃えてありました。
やはりアルピナはブルーだよなと思いつつも、エメラルドのような深い輝きを放つグリーンも捨て難い。



アルピンホワイトも金色のデコセット(アルピナライン)が控えめに目立っていていい感じ。



内装の違いはメーターパネルの色とウッドパネルの材質、そしてアルピナのプレートとバッチぐらいです。
しかし、それ以上に何故かスペシャルな雰囲気が漂い美しさを感じさせてくれます。


さて用意された試乗車はアルピナグリーンのE90LCIのB3 BiTurboです。

エキゾーストノートはレーシーな雰囲気ゼロ。静かなもんです。
試乗コースは第三京浜をご用意していますと営業さんの嬉しいお言葉。
ほんじゃ遠慮なくと、車をスタートさせます。
目黒通りをUターンして第三京浜へ突撃!!よっしゃ行くぜ~と興奮気味。



しかし車が意外と混んでいて流れが悪い。
遅い軽トラやミニバンを避けてとりあえず右車線に移動。
追い越し車線を走ると、いつものように目の前にプリウスが。
プリウス乗ってるヤツは遅いくせに何故いつも右車線にいやがるんだコノ~!

と心の中でいつものようにプリウスに苛立ち、ちょいオラオラ状態で営業さん真っ青。

ようやくプリウスが走行車線に移動したので「何Km/hで走ってたんだコイツ?」と
スピードメーターに目をやると「150Km/h!?は?いつの間にこんな出てたんだ?」と
一瞬スピードを緩め、「ゴメンなプリウス。今日だけは俺が悪かったよ。」と心の中でプリウスに謝罪し、もう一度アクセルON!
するとものの10秒も経たないうちに「はぁ?これで国産リミッター域!?」と
横に目をやると営業さん身をつぼめてシートベルトを両手で握ってるではないか。

さすがに営業さんが気の毒なのでスピードを思い切り緩め、法定速度まで減速して足廻りの具合を確認。
すると継ぎ目のギャップをコトンコトンと綺麗にダンパーでしなやかに収束しているではないか。しかも一切の姿勢変化もなし。
M3だとコンフォートで上下に揺れ、スポーツだと小刻みに跳ねるのだがB3 BiTurboは極めてギャップを上品にこなして不安感もない。
後にUターンを試みたが、ロールは適度に抑えられていて硬くも柔らかくもなく絶妙な乗り心地。接地感も上々で快適快適。
MBのEクラスよりは硬めだが、それに近い味付けかな。
M3もこれにしてよマジで!

都築ICで降りてUターンをして料金所から上り車線へ。営業さんに質問してトークさせて気をそらしてスピード出してみようと作戦を立てる。
「この足、M3よりいいですよ!エンジンもスムースでストレスなく回りますね。すごい気に入りました。」と振ると営業さん喋る喋る。
その隙にアクセルオン!すげ~大台出ちゃったよ!音が静かだからスピード感じないね。つーか緊迫感なさすぎ。
「やはりサスペンションは電子制御可変サスだとおもちゃ的になってしまうんです。やはりメーカー自身がとことん煮詰めたパッシブサスが一番ですよ。」と営業さん。
なるほど!そりゃそうだ。確かにEDCはおもちゃ的かも。そう言えば新型997GT3もPASMが外されたっけ。
営業さん良いこと言うね。あ、やべ!今メーター見られちゃった。



というわけで以下採点です。

スタイリング(20点)・・・18点 上質なスペシャルモデルだと一目で分かります。スペシャリティーのオーラーをさりげなく放っています。
動力性能  (20点)・・・17点 キャラクターは違いますが十分に速い!M3よりは若干下回ると思いますが久々にシルキーシックスを感じさせてくれるエンジンです。
ストレスなく回るエンジンは何も気に留めることなくあっという間に大台へ到達させてくれます。
ミッション (10点)・・・8点 ステアリングの裏にあるスイッチトロニックは病みつきになる独特なタッチのパドルSWです。 
何の変哲もないZF製6速ATですがピックアップがよく、気持ちよく思いのまま加減速してくれます。
足廻り   (10点)・・・9点 これです!猫足です!継ぎ目をダンパーで綺麗に収束して下品な挙動は皆無です。
M3の足廻りが悪いのではなくEDCが熟成不足なのであってパッシブサスを選択すべきだったのかもしれません。
ブレーキ  (10点)・・・8点 効きに問題はありませんがノーマル335との違いが分かりませんでした。 
インテリア (5点)・・・ 4点 基本的にノーマルと変わらないはずなのに、上質なウッドパネルとバッチがスペシャルな雰囲気を漂わせてます。
でも内張りがノーマルと同じなのが残念。
燃費    (5点)・・・ 2点 街乗りはリッター5.5Kmぐらい。 
排気音   (5点)・・・ 3点 レーシーな雰囲気でなくてもいいから、もう少し味付けして欲しいところ。 
実用性   (5点)・・  5点 スポーツカーとしては文句なし。
色艶度   (5点)・・・ 4点 気品ある雰囲気が素敵。 
高揚感   (5点)・・・ 4点 それほど高揚感を感じるほどではないが運転が楽しい車です。

合計点は82点!なるほど、そんなところでしょう。
M3のカブリオやツーリングを心待ちにしている貴方!
発売見込みのないモデルを望むのはあきらめてB3 BiTurboを選んでみてはいかがですか?

ちなみに価格はかなり高いです。
ベースモデルのリムジン(セダン)が999万円、ツーリングが1048万円、クーペが1045万円、カブリオが1171万円です。
しかしオプションがたくさんあるのです。吊るしの3シリーズと違って、NAVIもi-driveもオーディオも標準装備ではありません。

推奨オプションを並べると下記の通り。
・アルピナブルー 39万7000円(アルピナグリーンは49万6000円、普通のメタリックは17万9000円)
・19インチアルミ 18万円
・ステアリングステッチ入りレザー仕様 8万9000円
・i-drive & NAVI & TVチューナー 58万6000円
・Bluetoothハンズフリーフォン  12万1980円
・右ハンドル仕様        25万円
・コンフォートアクセス     14万5000円(リムジン&ツーリングは標準装備)

オプションで150~170万円もかかってしまうので、結果的にM3より50万円ほど高くつきますね。
それでもB3 BiTurboを選ぶ価値は何か?

その真意は、速さよりも気品と上質さを求める方にしか分からないでしょう。

Posted at 2009/02/04 23:36:08 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記

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