
バッテリー劣化防止装置として、サンダーUPなる商品を私が選んだ理由を投稿致します。
バッテリーの劣化は、サルフェーションによって起こることが知られています。このサルフェーションとは、鉛蓄電池の負極(鉛)表面に硫酸鉛が結晶化して付着する現象と説明されています。通常、硫酸鉛は充電の際に分解され硫酸イオンがバッテリー液に戻されます。ところが、長期間 充電せずに放置してしまうと硫酸鉛は結晶化してしまい、充電しても分解されずに負極表面に居残るのだそうです。結晶化した硫酸鉛は導電性が低いので、結晶化した硫酸鉛で覆われた部分は、電極としての役割を果たせなくなります。その結果、負極板の表面積が実質的に小さくなり、充放電の性能が著しく低下することになるのだそうです。
この厄介な結晶化した硫酸鉛を分解してくれるのがパルス充電なのだそうです。ちょっとオカルト的な気配もありますがw。
そして、パルス充電によってバッテリーの劣化防止や再生を謳う製品が数多に見られます。数多ある商品の中から、私がサンダーUP なる商品を選んだ理由は、以下の通りです。
⑴愛車のバッテリーは、まだまだ元気な状態であること。
⑵愛車のバッテリーに繋ぎ放しにできること。
⑶オートオフ機能を備えていること。(これが一番の決め手になりました。)
たまには、ロングドライブに出動することもありますが、普段は自宅周辺のちょい乗りが週に2〜3回程度ですので、この機能を備えていないと、バッテリーの電力を使ってパルス充電するので、バッテリー上がりが心配になります。
その点、サンダーUPは、バッテリー電圧を監視して電圧が13.2V(±0.2V)以上で動作し始め、12.6V(±0.2V)以下で動作を停止してくれます。 なお、ネットで調べたところでは、ケースを開けて可変抵抗器を弄れば、動作電圧を調整する事も可能らしいです。
似た製品に『のびー◯12』というものがありますが、動作電圧が16.2V以上で動作し始め、12.2V以下で動作を停止するとのことで、12.2Vまでバッテリーの電力を消費してしまうのは…? と思ったわけです。
⑷価格が安い。私は密林で購入しましたが、¥2900(税込)でした。どなたかが密林のレビューに投稿されてましたが、自作する場合と余り変わらない程度の価格の様です。
以上、皆様が同種製品を選ぶ際の参考になれば幸いです。
Posted at 2022/12/23 16:13:49 | |
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