
今日は朝のうちから、トミーカイラZZとコード7クラブマンに続けて乗って来ました。午前中は晴れて日射しが暖かかったのですが、午後から曇って少し寒くなってしまったので、早めに出掛けて良かったです。
ZZは、我が家の一員となってから、この週末で丸2年が経ったことになります。納車(2月の初め)はちょうど日本でコロナが騒がれ出した頃でしたが、そういった社会的な出来事と絡めて思い返してみても、本当にあっという間だったという気がします。
初期の緊急事態宣言の頃等は、クルマの性格的にも世間様の理解が得られづらかろうと思い“独りドライブ”すらも自粛していた時期もありましたが(セブンもそうでした)、少なくともこの1年は、梅雨の時期を除いて、主に静かさを活かした「早朝ドライブの友」として、かなりコンスタントに乗っていたように思います。
購入時、500万円出すとなると他にも色々な選択肢があったはずですが、どちらかというと最新装備付きよりプリミティブなクルマに目が行きがちで、また、「コイツの良さをわかってあげられてるのは、きっと俺だけだ」みたいな感情に少し屈折した喜び(自己満足)を感じる自分にとっては、たぶんとても良い選択だったのだろうと思います。
2年経ってみても、今のところはZZを手放してまで欲しい車も無いですし、この先、電池の劣化がどのくらい進んでいくのか次第でしょうが、今後もなるべく長く、自分の手元で維持していけたら良いなと思っています。
さて、ドライブからの帰還後、ふとガレージの床に何か落ちているのを見つけて、つまみ上げてみると、こんなものでした。

コード7のシートのバックレストの、頭が当たる部分に付いていた○型のパッチが取れてしまったようです。

そして取れたあとのヘッドレストには、Lから始まる某スポーツカーメーカー(MADE IN ITALYじゃない方)のマークがくっきりと。
形状から既に明らかだったので、これまで特に気にもしていなかったのですが、やはり□ータス(← 一部伏せ字)のシートだったみたいです。
こんなパッチで隠さないでも自分的には全然構わないのですが、KEN OKUYAMA CARSのオリジナルスポーツカーに、そのベース車であったとはいえ、他社さんのマークが入っていては良くないというユーザーへの配慮か、あるいは製作者側のプライドや美意識の結果だったのでしょうね。
ちなみにキーもこんな感じで、わかる人はすぐわかる特徴的な形状に、でもメーカーを示すマークは無しという状態でした。
もともと自分はケータハムを手に入れる前から、西風さんのGTロマンでケータハム乗りのヒロシがロータスのキャップを被っていた(さっき読み返してみたら、ノーズコーンのエンブレムもロータスに換えていた)のを、「両者は親戚みたいなものなんだから別にいいじゃない」と微笑ましく思っていたクチです。
ケンオクヤマカーズのクルマに実は□ータスのマークが付いていても、あるいは逆にそれがわざわざ隠されていたとしても、それぞれの経緯や心情は理解できますし、特に気にはなりません。
ということで、取れてしまったパッチはひとまずそのままで、□ータスマークが車体の一番高い位置に掲げられていてもまあいいかな、と思っています。パッチは一応大事に取っておくことにします。
このコード7クラブマンは、東京モーターショーで発表された時の展示車輌そのものということで、たぶん先行試作車的な位置付けだったのだと思われ、この他にも色々とオヤ?と思うところがあります。(ボンネットの裏側の誰からも見えないところにスピードメーターが付いていたり、機能しないキルスイッチがピラーに埋め込まれていたり等々。)
デザイン的には結構イケメンタイプなのに実は諸々ツッコミどころがある、そんな愛すべきヤツなのです・・・。
Posted at 2022/01/30 20:59:11 | |
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