
先日、自分の愛車の中で一番の古株であるビートを愛車登録したところ、自分にとっては今までに経験が無いくらいの勢いで沢山の「イイね!」を頂きました。
どうもありがとうございました。
それに味をしめた訳でも、ビートに続いて身の回りの古いものシリーズという訳でもないのですが、昨日(2/22)の夜、携帯(iPhone)に関するちょっとしたトラブルで、Appleサポートに電話をして、先方から機種名を尋ねられ答えたところ、オペレーターの男性から「この仕事をしていて、その機種についてご案内させて頂くのは初めてです…。」と、少し驚いた様子の反応を示されました。
実は私の機種はiPhone 3GSで、2009年の9月から使い始めてもう12年以上になります。2024年1月には3Gサービス終了と既にアナウンスされているので、残り後2年弱…、残念ながら丸15年は迎えられそうにありません。
今現在、日本全国で何人くらいの方がまだこの機種を日常的に使用されているのか見当がつきませんが、きっと1000人にも満たないのではないかと思っています。
買って2年目くらいで洋式トイレに落下→完全水没させ(用を足す前だったのでどうかご安心ください)、目の前で画面がスゥぅ…っと消えていくのを見た時は、ああ、まだ新しいのにもう買い替えかぁと思ったものですが、それ以上何も触らず、ジップロックに乾燥剤と共に1週間ほど入れて待ってみたところ、無事に復活して、その後10年以上、あまりトラブルもなく稼働してくれています。
周りを覆うプラスチックケースも本体と同時購入した物ですが、毎日ズボンの後ろポケットに入れて持ち歩いているのに、未だにストラップホール以外の割れもなく、丈夫で長持ち、しかも嵩張りもしないとても良いケースでした。(こんなに長く使うつもりが無かったため、どこの製品かも覚えていません。)
3GSの待ち受け画面に設定しているのは、翌2010年に新車で購入したスーパーセブン1号機、1.6リッター直4のシグマエンジンを積んだ、125馬力の5速マニュアル仕様でした。
4年ほどの付き合いで今のセブンに乗り換えてしまいましたが、剛性感と節度感のあるシフト、最近のモデルよりも出目金気味で、背面にはスペアタイアを背負った、まさに西風さんのGTロマンに出てくるような佇まい、エンジン性能が過剰でない分、ビートにも通じる、上まで引っ張って楽しむことのできる適度な高性能など、色々と味わい深いクルマでした。
フロントライトの無塗装の金属製ケースに反射して映る青空と雲がきれい(だとショップの人にブラックパック非装着を勧められて、実際その通りだった)な、ソロツーリングに出掛けるのが楽しい一台でした。
こんな思い出を書くと、改めて自分の車歴は本当に偏っていて、同じようなクルマ(あるいは同じクルマ)ばっかり買っているなぁと気づかされます。
古くはNAVI誌、現在はENGINE誌などを毎月読んでいるくせに、ドイツプレミアム御三家をはじめ、いわゆる高級サルーンや高級SUVには乗ったことすら無いので、いずれレンタカーでも借りて、人生で一度くらい経験してみたいと思っています。

Posted at 2022/02/23 02:31:16 | |
トラックバック(0) | 日記