
【2008年12月11日 AM4:30】
パリ、Charles de Gaulles空港に到着。
さすがにこの時間は税関の作業員はやる気がないので難なくパス。
(別に違法なブツを持ち込む訳ではないが、開けられると遠慮なく全~部メチャクチャに開けられて土産のラッピングまで開けられて最後は自分で元に戻さなければいけないのでメンドーな事になるのだ)
レンタカー屋は開いていた。眠そうな従業員はしっかりと免許証のコピーを取っていた。
(更新して良かったぜ~!)
今回の相棒はBMW120d。5枚ドアの黒。
なんだか色も形もぽん号と似ている気が…
だがスイッチの位置もシートポジションも全然違う…
えーとまず…どーやってエンジンをかけるのだ??
ウインカーの位置が逆!しかも…使いにくい!慣れないと…
しゅっぱーつ!
と、走り出して気が付いた事が…ココは道に照明が殆ど無い!
道案内の看板も照らされていない… こわ~
日本の道はどれだけ装備されているのかが良くわかる。
道路も…平らではない!
いきなり高速に入るがまだ心の準備が出来ていなかった…
ハンドルの位置が逆なので無意識に車が右寄りに行ってしまう…自然と自分の位置が道路の中心より右の方へ行ってしまう。
何回も迷いながらパリへと向かう。午前5時で交通量が少なく運転の練習には持って来いの条件だった。
日本から来ていきなりフランスの道路を走るみんカラーが真っ先に思う事は:
①車が普通に汚い!ってゆーか酷い汚れ方だ!新車であろうベンツクラスSもアウディ6シリーズも埃まみれに走っている。
ガラスでさえもワイパーの跡がくっきり付いている。
バンパーやボディが凹んでいる車も普通に走っている。
タイヤの銘柄が4本とも揃っている車は新車以外殆どない。
②道路がしょぼい!標識が照らされていないし地面のマーキングもいい加減で消えかけている所もある。そして平ではない。道幅は日本より狭い。
③運転マナーが攻撃的!まず、街の中では道を譲ることはない。追い越し車線を走るとピタッ!とお尻にくっ付く。クラクションは常に鳴らす。
④高級車だとキズを付けられるのを恐れているためにたまに道を譲ってくれる。しょぼい車は運転が攻撃的で遠慮なく割り込んでくる。つまり日本とは逆のパターン。
⑤街を出るといきなり
景色が変わって地平線が見える。
⑥コンビニなんて便利なものがないので出かける時は常に飲むものと食べるものを用意していないとミジメな目に合う。
⑦ロータリーがやたらと多い。ルールが分らないと危ない目に合う。
そしてパートタイム相棒君のBMW120dのインプレ:
①造りががっちりしている。中にいると爆弾が降ってきても平気そうな気になる。
②スイッチ類がしっかりしているが書いてある絵がシンプル過ぎて何のスイッチか分かりにくい。
③ナビは表示が非常にシンプルだが操作性は超複雑。日本のカロッツェリアのナビがどれほど優れているのか実感出来る。
④I-Driveは使いにくい。
⑤ヘッドクリアランスがない。後ろの視界も悪い。
⑥ハンドリングは軽めで直進安定性はGRBが上(やったー♪)
⑦ショックの吸収性は素晴らしい。乗り心地は堅めなのに非常に快適。
⑧ディーゼルなのでパワーがないがトルクはある。低回転時の出足は最高。アイドリング時は「カタカタカタ…」とトラックと似た音でスポーティーさに欠ける。
生まれ育った場所へ戻ると…なんだか懐かしい気分になった。
適当に散歩をしたら体が冷えてきたので再び車に乗り込んで友達との約束のランチの場所へ向かう…郊外のカルフールの入り口だった。
場所を確認出来たのでシャルトルまでドライブへ行く事にする。
高速を使って120kmほど走る。料金は2.2ユーロ。およそ250円。安!!
高速道路で走って分かったがココでは追い越し車線を常に走っている車はない。
こっちが追い越し車線を走ると前の車はすぐに引き下がる。
逆に遠くからでも煽られたら直ぐに引き下がらなければ行けない。
最高速度は130キロ。
シャルトルに着いて写真を撮り、コーヒーを飲んで少し休憩。
そしてすぐに約束の場所へ向かう。また120km。
今回のランチ友達は15年ぶりの再会になる。中学と高校の同級生である大学の試験場で会ったきりだった。そして今年、偶然ネットで再会した。
彼は会社から出てお昼休みのところだった。
全然変わっていない!と言いたいところだがフケていた~…
カモ肉とフォアグラ入りの超特大サラダを食べた。安っぽい店だったが…
絶品!!
ぽ「時間はまだ大丈夫?結構永くいるけど」
友A君「大丈夫!2時に会議があるけどね」
ぽ「ちょ… 今2時だぜ???」
友A君「少しぐらい遅れても平気さ」
さすが~!こんな事、日本では考えられないぞ!
この後、また田舎の空気を味わいながらドライブする。
夜はベルサイユにいる日本で知り合った友達の家に泊めてもらう。
懐かしい~!彼氏が戻ってくるまでアツアツと語る(爆)
時差の影響であっという間に睡魔に襲われ、自分の会話の途中で寝てしまう…
それわ、丁度会社から彼氏が戻ってきた時だった…
Posted at 2008/12/26 00:07:20 | |
トラックバック(0) | 日記