WW2 英空軍の戦闘機・・・むしろ対潜・対艦攻撃機としてのほうが活躍したかな・・・?
ブリストル・ブレニム爆撃機を改造したブリストル・ボーフォート雷撃機の胴体を作りなおして長距離戦闘機にしたものです。
って、ブレニム爆撃機について日本ウィキにも無いんかい!!
※3/30現在、突如としてwikiにブリストル・ブレニムが登場・・・!
まさか、誰かがコレを見て・・・???
1934年、英国の新聞、デイリー・メール紙のオーナー、ロザーミア卿という人が
「欧州で一番速いひこーきを作ってくれ!」
と、ブリストル社に注文しました。
当時はエンジンパワーの関係で、高速機=双発機ということになっていましたので、使い勝手の面もあったのでしょう、軽爆撃機の大きさのひこーきになりました。
で、試作機を飛ばしたら、なんと戦闘機より速かった!!
Σ(・ω・ノ)ノ!
ロザーミア卿は、その試作機を英空軍に「戦闘機より速い爆撃機のモトネタ」として寄贈します。
これが後にブリストル・ブレニム爆撃機となりました。
なぜかボーファイターはフライアブルの機体がないですが、ブレニムはあるようです。
コレの胴体を作りなおしたのがボーファイター。
まいくろそふと・ふらいとしみゅれーたXの機体。
どうやら誰かが追加機体としてデータを作ったようです。
・・・・こんなのが作れたら、楽しいだろうな・・・・
初めは夜間戦闘機として使われました。
世界で初めてレーダーを積んだ戦闘機となりました。
モスキートよりは、コクピットの隙間風が多く「寒い機体」と言われていたようです。
また、レーダー手は、20mm機関砲の弾倉交換(60発入りドラム弾倉)という、面倒な作業をしなければいけませんでした。
※(のちにベルト給弾式に改められたようです)
それでも、米軍の夜間戦闘機よりは操縦性が良く、米軍機の数がそろっても終戦までボーファイターを使い続けた米軍部隊もあったそうです。
やがて、ドイツ軍爆撃機も高速になってきたので、ボーファイターは地上攻撃や対艦攻撃・対潜水艦攻撃に使われるようになりました・・・・
元が爆撃機ですから、当然、そっちの方が使い勝手が良かったようで・・・
結局、ボーファイターは5562機、造られたそうな・・・・
※ 英国うぃき
http://en.wikipedia.org/wiki/Bristol_Beaufighter
日本軍はボーファイターを「死のささやき」と呼んだ、とあります・・・
このメタボちゃんは、そんなに恐ろしい戦闘機だったのか!!
見ため通り、丈夫で長持ちだったようです・・・・
Posted at 2010/03/29 05:37:24 | |
トラックバック(0) | 日記