【前編】にて発生したFFヒーター効きすぎ問題ですが、もしかして
リモート温度センサーを追加すれば車内の温度を正確に測定してくれるのではないかと考えました。部品自体は15,000円前後。安くはありません。自分で付ければセンサーの位置を試行錯誤しながらできるかなと思いましたが、FFヒーターから出ているコードを分岐する工作が必要で、電気配線が苦手な私はプロに頼むことにしました。
ここで、普通であればビルダーであるOMCさんに相談するところですが、OMCさんはウチから遠いのと、将来的に自宅の近所でもキャンピングカー装備のメンテをお願いできるお店を確保しておきたいという思惑で、センサー取付工事を敢えてA社とB社に相談しました。
A社は、部品代のほかに工賃約2万円、部品入荷まで数か月かかる可能性アリ(amazonで売ってますが)との回答、B社は親身になってご相談いただきましたが、最終的にビルダーへの相談を勧められ具体的な見積に至らずという結果でした。
一般的に言われるように、他社製のキャンピングカーを快くメンテしてくれるビルダーやショップはあまり無い(JRVA加盟店なら保証規程により受付はしてもらえますが)のが現状です。しかも、各ビルダーとも昨今は自社製品のバックオーダーを数年分抱えている異常ともいえる状態で、正直面倒なお客を相手している余裕は無いと思われます。
それで、結論としてOMCさんに相談しセンサーを設置してもらいました。費用は良心的で、配線もキレイに隠してコントローラーの横に裏からセンサー部分を室内に出してもらいました。
工場の方からはセンサーも「あまりアテにならない」というお話も聞いており、過度な期待はせずダメもとで今後試していきたいと思います。
取り急ぎ自宅駐車場でテストしたところ、17度設定で運転すると室温20度でストップしましたので、暑すぎるまでいくということは無くなるのではないかと期待しています。ただし、あまり頻繁にオンオフを繰り返すようなことになると別の問題が生じそうですので、様子をみることにします。
今回テストにあたっては車内に設置した温湿度計以外にもう1台温湿度計を持ち込んだのですが、狭い車内でも場所によってかなり温度が違うことがわかりました。特にギャレーのあたりはフロントとサイドウィンドウからの冷気で温度が上がらない傾向にありました。あと、湿度は危険なほど低下していました。加湿について十分考慮する必要があると感じました。
ちなみに先ほどのB社とのお話の中で、ベバストのFFヒーターについて、ウチとは逆に気温が上がらないのにヒーターが止まってしまう不具合もよくあるとのことです。これは、何らかの原因でヒーター本体が熱を持ってしまうことで本体のセンサーが働いてストップしてしまうもので、場合によってはオーバーホールなどの修理が必要だそうです。FFヒーターに限らずキャンピングカーの装備品は繊細なものが多く、年数が経つにしたがって修理交換は増えると思います。それだけに、これからキャンピングカーを購入される方は、後々のメンテナンスをどこに依頼するかをあらかじめ考慮されることをお勧めいたします。
Posted at 2022/02/07 20:45:17 | |
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キャンピングカー | 日記