先日エアコン修理の整備手帳を投稿しましたが、パパマルさん(名前出してええんかな?)からヒーターコントロールバルブをおすすめしていただきました。
実を言うと、すでに検討はしていて、今回はその考察について備忘録をかねて書いておこうと思います。
まず、整備手帳「
エアコン修理&プチ強化【前編】」で書いた解説は少し簡略化してあります。
もう少し詳しく書き込んだ画像はこうです。

このように、ヒーターコア下の空間には温められた熱々の空気が溜まっており、それが少しずつ本流と混ざって吹き出し口温度を少し上げてしまいます。
そして吹き出し口の温度上昇を防ぐのは簡単で、ヒーターコアへ流入するクーラントを止めてしまえばいいのです。

写真のように、クーラントがヒーターコアに流入しなければ、そもそも熱い空気が作られないので、クーラー(エバポレータ)で冷やされた空気はそのまま吹き出し口へ向かいます。
そのクーラントを止める役割を担うのが、ヒーターコントロールバルブです。
もちろん、880コペンにはついていません。新設しようという話です。
幸い、構造的には単純なので、ほどよい部品さえ手に入れば多分設置は簡単です。
ちなみに、完全に止める派と少し流す派がいるそうです。
私は少し流す派です。
理由は、冷却システムを巡っているクーラントには微細なゴミが存在し、また、クーラントには水道水が含まれており、水道水にはミネラルが含まれます。
完全に流れを止めてヒーターコア内に長期間滞留させると、そのゴミやミネラルが定着して詰まりの原因になります。
完全に止める派の意見もわかります。
どうせコアが詰まる頃には他の不具合(コアのパンクなど)が起こるからです。
が、不具合の原因が少しでも排除できるならしておきたい、という考えです。
とまあツラツラ書きましたが、肝心の部品が見つかりません。
程よく安く程よく耐久性があり、パイプ径が程よいバルブありませんかねぇ。
Posted at 2023/10/28 00:46:50 | |
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