夜の峠と車の気持ち

ワークスR

仕事が終わってからドライブ。

今日は山の方へ行ってみました。

家からそう遠くないところに丁度良い道があるので、ワークスRと初代ワークスで、それぞれ1回ずつ走りに行きました。

2速、3速をメインに使って高回転を維持しながら急勾配と急カーブが連続する山道を駆け抜けるのは楽しいです。

軽自動車にあるまじき超パワーと四輪駆動のおかげで、かなりの急勾配でもグングン加速して登っていきますが、一般道だし、事故したり壊れたりしたら大変だし、譲ってもらった時の約束もあるから無茶はしません。

でも、一度峠やサーキットを全開で走ったら、どんな感じだろうかと時々考えます（そんなテクニックなんて持ってないけど）

他車を圧倒するスペックを持って、競技で勝利することを唯一の使命として生まれてきたのに、前オーナーや私の下で箱入り娘や街乗り車として扱われることになるとは。

これらの車にとって、たとえガレージに仕舞われたり、真の実力を発揮できない街乗り車になろうとも解体されずに生き残ることを望んでいるのか、それとも使命を果たして勝利の栄光の果てに散ることこそが本懐であるのか、車に訊いてみたいですね。

いつか私がこの車達を次の人へ託す時、「競技でも改造でも君の好きにしてくれ」と言うのか、それとも私の時のように「フルノーマルのまま大事に乗って絶対壊さないでくれ」と言うのか、悩むところです。


初代ワークス

夜景が綺麗で缶コーヒーも美味い。