【日勤】
今日は年末年始総点検の一環として非常時訓練がありました。
私が働いている職場は市民の生活インフラに直結する重要施設なので、例えば戦争になると爆撃や砲撃の標的になるし、テロリストにも狙われるし、災害その他の天変地異で施設が壊滅的被害を被ることもあるわけで、それに備えた訓練を1年に1回実施しています。主な訓練項目としては以下の通り。
・防火
・防水
・有毒ガス
・テロ
・応急運転
防火は火災発生、防水は津波や大雨による冠水、有毒ガスは設備破損や破壊行為によるもの、テロは武装集団による襲撃を想定していて、応急運転は非常事態下においても限られた燃料や設備で出来る限りの機能維持を目的にしています。
職場にはあちこちに防火・防水・侵入防止兼用の鋼鉄の扉があって、非常知らせ灯や警報装置も設置されているので、これらを活用してやっていきますが、火災や水害は防護扉を閉鎖すれば自動消火装置も排水ポンプもあるし、テロも防護扉を全部閉じてから照明と動力のブレーカーを切って、気休めのバリケードでも作って立て籠もるだけで出来ることは限られるけど、厄介なのは毒ガス。
毒ガスは目に見えないパターンもあるし、場内にも場外にも拡散させると大変なことになるので、仮にガス検知警報装置が作動して「職員は有毒ガス防護配置につけ」と放送がかかった場合は、
①:防毒マスクと酸素吸入器を装備して突入する(1人か2人)
②:該当箇所にある給排気装置の電源を全て切る
③:通気弁と隔壁を手動で閉鎖する
④:可能なら脱出する(無理なら⑤をやってから⑥)
⑤:防護扉を閉鎖してロックする
⑥:室内または室外にある内線電話の付近で待機する
大まかにはこのような感じ。
少人数で現場に突っ込みますが、完全に決死隊か人柱的なやつだし、拡散を防ぐために給排気系の手動弁と隔壁を全て閉鎖して防護扉を起動させてから、可能なら脱出。無理なら部屋に留まって連絡を取りつつ救援を待つということになりますが、救援が間に合わなければ死にます。
アニメ【ふしぎの海のナディア】において、機関室で発生した毒ガスにまかれて壮絶な最期を遂げたフェイトさんが脳裏をよぎる…私が働いている間は何も起きないことを祈るばかりです。他は特に何事もなく終わりました。

仕事帰りのラーメン

にんたまラーメン(醤油)炒飯セット

ニンニクを大量投下
明日は休みなのでどれだけ臭くなっても大丈夫。
今日はこの辺で。
Posted at 2022/12/27 18:13:17 | |
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