リビングのエアコンのフィルター掃除とかした方がいいんですが、吹き抜けの高いところに登らなきゃいけないのが億劫で、また今度にすることにして、車の気になるところの方を始めてしまいました。
8月に取り付けたETCのアンテナがちゃんとついていなくて、こっくりこっくり横に寝ちゃうようになっていたので直します。
単に貼り付け直すだけでもいいんですが、アンテナの角度がイマイチだと思うので、ついでに台座を作って設置し直すことにしました。
で、台座の設計図(^^;
って程でもないメモ書き。一応、40mmの底辺で20°弱の角度にするには高さをいくらにすればいいのか、関数電卓をたたいたりはしています。
材料は、昔に買って余っていたこれ。
2mm厚の透明アクリル板です。もう相当前から廃番になっていると思うので、今は買えないと思います。たぶん、10年以上前のもので、引っ越しで出てきました。
昔、水槽の後に設置する濾過槽を自作したり、
いろいろな小物を作ったりしていたときに残っていたものです。この写真の濾過槽から水槽に水を戻すところのスロープが、このダイソーの2mm厚アクリル板で、ドライヤーで温めて手曲げ加工しています。
今日は手曲げはしませんが。
ETC車載器の取り付け板を作るときに使った軟質塩ビ板の方が加工は簡単ですが、ちょっと強度が弱いので、硬いアクリル板で作ることにしました。
で、まずは材料の切り出し。アクリルカッターで溝を彫って
パキッと割ります。
どんどん切り出します。
5枚の板を切り出しました。
設計図の35mmは引き算の間違いで、本当は33mmにしなきゃいけないことにこのときに気付き、この後手直しをしています。
板の接着に使うのはこれ。
接着剤って書いてありますが、アクリルを溶かす溶剤です。二塩化メチレン(正式名称は
ジクロロメタン)。
まず、着けたい面を合わせてセロテープで固定し、
その合わせ面に、付属の細いスポイト
で溶剤の流し込んで溶着します。
溶剤は毛細管現象で合わせ面に素早く浸透し、こんな感じで接合面が透明になってくっつきます。普通の接着とは違って一体化するのでかなり強固に着きます。
この3枚は互いに直交しているので、すぐに面が合いますが、残りの1枚は斜めなので紙やすりで削って面を出します。
こんな感じ。
最後の板も合わせて、テープで固定し、
溶剤を流し込んで接着完了。
次に、まだ余っているセリアのカーボン調シートを貼り付けます。
こうして、
余分なところをカットして台座は完成。
これを車に持っていき、
アンテナにテープを貼り直して、
貼り付けて完成です。
付属のダッシュボード設置用の部材も、アンテナが斜め前方を向くようになってはいるのですが、取り付ける側がスラントしているので、あまり斜めを向いてくれません。
新しく楔型の台座を入れて+18°傾けたので、これでほぼフロントガラスと平行な角度になりました。
何も変化はわからないかも知れませんが、これで多少なりともゲートとの通信の確実性が上がるはず。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2023/10/09 17:42:06