Lucas（ルーカス）のブログ一覧

通勤・営業の相棒だったウィングロードをリース会社に返却した。



2005年にデビューし、10年を迎えようとしている現行Y12型は未だに先進的なデザインであり実用度を兼ね備えている。コンパクトなのに充分な積載能力、扱いやすい5ナンバーサイズ、疲れにくく運転しやすい設計。走行期間こそ少ないものの私は4年間ほぼ毎日乗り、客先から客先へ早朝から深夜まで駆け回った。

おかげで荷物だけでなく、多くの人生経験を積ませてもらったよ。ありがとな。


シフトレバーの近くにあるハザードボタンは、サンキューハザードに重宝。
旧型ADバンのAMモノラルラジオから革新的進化を果たしたFMラジオとCDプレーヤー。

残念なところは後部座席が狭いのと、車体剛性が低い。高速走行が苦手なグニャグニャなボディだった。



数えきれない乗降りの傷跡、
共に絶望と栄光を味わった証だ。

こんにちは。

ウィングロードが車検を迎えた。堅実に毎日乗ってあっという間の3年。新車の香りも消え去り、勤務中に多くの修羅場を通ってきた数だけの傷が痛々しい。





この車は本当に使い勝手がいい。積載能力はワゴンの中では小ぶりだ。しかし5ナンバーであるために取り回しが簡単。丸み帯びたボンネットの見切りは悪いが短いオーバーハングのおかげで慣れると気にならない。最小回転半径も優秀、軽いステアリングで狭い駐車場でロングボディを見事に切り返す。内装はプラスチックだが、チープ感はさほど感じない。むしろダッシュボードにソフト樹脂、ドアの布地はバランス良く仕上げており、傷もつきにくく実用的。予想以上だったのがシートの柔らかさだ。低反発に近いシートが疲れを感じさせない。1日10時間以上乗っても大丈夫。着座位置も高いため視認性も良く、乗り降りは疲れを感じない。1日30回以上乗り降りしても大丈夫。それになんたって布地シート、夏場は熱をもたないのが最高だ。1.6Lのエンジンは市街地ではストレスなし。乗り心地、段差での突き上げはシートのおかげで違和感なし。お尻に優しい。

しかし気になる点もある。
燃費があまり良くない。10km/L、これは設計が低燃費戦国時代以前であることが理由だと推測する。リアシートが狭い。現行の同クラス車種に比べると見劣る。大柄の男性にリアは勧められない。高速道路では無茶は禁物、1.6Lエンジンと低速重視のギア比は80km/h以上は加速伸びが悪い。また柔らかいサス設計と14インチスチールタイヤ、車体のバランスからくる操舵性は不安が残る。まるで船を運転しているようだ。ステアリングを切って、一息ついてから車が曲がる。高速道路は法定速度厳守。そこにFUNは無い。また布地シートはコーヒーを零したらシミになる。革シートより手間がかかる。

とはいえ、総括すると欠点含めてとても良いクルマだ。デザインもかっこいいしね。

今年も皆様の健康と安全なカーライフが守られますように。

ウィングロードの後輪がバーストした。

場所はコイン式駐車場だ。
車庫入れの際、ロック板の土台に接触。
ものの５秒で完全に空気が抜ける。

予想外の出費にとても悲しかった。
サイドウォールはとても弱い。
皆様もご注意を。

新品のタイヤを持ったとき、心の底からワクワクする。