Lucas（ルーカス）のブログ一覧

日々、状況が目紛しく変化する昨今の最中ですが皆さま如何お過ごしでしょうか。
街中は交通量が戻りつつありますが、まだ引き続き異様な光景が続いております

私は仕事のスタイルの変化により車両による移動の日々が始まりました。
いま思えばここ3年は公私含め怒涛の日々を送り同じシーズンが半年続いた事がありません。
そのため振り返って思うことは「今と同じ状況は長く続かないからこそ、何が出来るか」と自分に戒めるしかないと感じます。連休明けを迎えるに当たり憂鬱ではありますが、心の整理と備忘録のため記事を書きします。



突然、業務の足としてアクアがやって来た。
コロナなのか必然なのかはさて置き、足としてアクアがやってきた。

そういえば初めてアクアに乗ったのはデビュー仕立ての頃2012年頃、その時の印象は所謂「普通の車」としか記憶がなく印象すら残ってない。そういえばこのクルマは国内市場におけるトップ3の常連として人気を博してきた経歴の持ち主。本来ならそろそろ次期型の噂が聞こえてきてもいい頃なのだが、10年目を迎えそうなモデルだ。

しかし今回やって来た個体は2017年6月マイナーチェンジを受けたモデルである。そのモデルを1200kmあまり運用する機会があったので、備忘録をお届けする。

結論は「ドライビングプレジャーと高燃費がネガを消し去る」

ポジティブ：
⑴当たり前のように高燃費を叩き出す。
気を遣って走れば18km/L,猛暑をストップ＆ゴーを連続しても13km/L

⑵コンパクトが運転を楽にする
どんなに狭い駐車場や住宅街もスルスル抜けれる。

⑶付加価値
ハイブリッドの静粛性と完成度の高さ
安全装備の「トヨタセーフティセンスC」。


ネガティブ：
⑴コンパクトゆえ致し方のないことなのだが室内が狭い。
⑵前期型同様、価格帯ならではの全般的に静音品質感が低いこと。
ハイブリッドからの発進はほぼ無音で超絶上品。またエンジン始動もスムーズで気づいたら３気筒が唸ってる。
⑶トヨタセーフティセンスCは「やばい！あたる！」って時でも中々発動しない。更にヤバイときでないとダメなのか？



意外な好印象：初動加速とハンドリング
気のせいではないはず、後期型はハンドリングはとても良くなった。
ドライバーの運転操作に対する反応がとても素直。絶対的な速さはないにもかかわらず、フィールはスポーティで制限速度内の走行は楽しさがある。
高速走行や踏み込んだ時はダルさがあるが、停止からのモーター推力を兼ね備えた加速と交差点に飛び込む瞬間は爽快感がある。
リアサスは低速では左右に大げさに揺れるが40km/h越えると粘り強く地面をいなす。


それでも結論の通り、10年前の設計でもここまでしっかりスポーティに走り、お財布に優しく、これこそジャパニーズ・ホットハッチなのだろうと感動した。しかもこの個体、8万キロ走っているが足回りはまだ擦れた感覚はない。

ここからの先の改善は「TNGA」を採用した時期型に期待。（本当はヤリスに乗りたかったがこれはこれで良い収穫だった。


ステアリングの滑り止めの実用度、汚れにくさは親切設計。


この手のアスファルトはノイズが大きくなりナビの音や音楽が全く聞こえなくなる


同型車を街中でよく見かける


後期型のカラーディスプレイは見やすい


コンパクトな車体は路地裏のパーキングも侵入可能