2008年01月25日
ケース素材の条件とは何かを考えます。
まず思いつくのがムーブメント・針・文字盤を守る事です。腕に着ける時計の宿命として湿気の進入が考えられる。ケースがもし腐食(さび)してしまったらムーブメントにも悪影響であろう。まずは腐食しない金属を選ぶ、という理由で金が多く使われています。
ステンレスは酸化皮膜により表面にいつも膜があり錆ないのだけれど、もらい錆や酸化皮膜の下で金属と接すると錆びてしまう事があり決して錆びないとは言えないのです。これがPATEK PHILIPPEの時計にステンレスが少ない理由です。
現代ではランゲ&ゾーネやFPJもステンレスをラインナップしていません。ただしPATEK PHILIPPEEは、まるっきり作らなかった訳ではなくポツポツとまるで趣味のように作っていました。理由は知りません。
(どなたか知っていたら教えてください)
僕はどうしてもステンレスの96の良さが解らないのです。特に通常アワーマーカー(インデックス)が山形なのに対しステンレスではフラットになってますよね?手抜きに思えて他に理由が思いあたらない・・・ステンレスパテックは希少ですが、僕にとって「希少」というのは価値の対象ではないので、どうしても蒐集する気になりませんでした。
ところで、PATEK PHILIPPEのビンテージをやっきになって探していた時に、とある事から手にいれたREF96。この時計が契機となり白い色の金属:ホワイトゴールド又はプラチナのパテックを集めはじめました。プラチナは前出の5110だけですけど・・・ホワイトゴールドは96、パゴダ・・・あとはブログでボツボツと紹介していきます。
Posted at 2008/01/25 22:02:29 | |
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PATEK | 日記
2008年01月24日

PATEK PHILIPPE「REF5500」パゴダ 3
写真はアンティコラムより引っ張ってきた2441PGです。
パゴダはREF2441エッフェルタワーのオマージュとして造られたという。2441の実物は見た事すらないけれど、写真で見るだけでもそれはそれは美しいmonoです。なんでこんなに整ってるの?なんでこんなに魅力的なの?写真だけでもそう感じるのですから実物みれたら、それはそれは至福になれると思います。
いつかは2441、必ず2441・・・
唸ってないで先にすすめますね(笑)パゴダのサイドビューは綺麗なカーブを画いているのがとても印象的ですが、正面から見ても丁度中央を絞る形になっています。つまり全方位、どの方角から見てもパゴダは局面でありカーブしているのです。分厚くなりそうな事ですが腕に乗せて思う事は、「すんなり収まる」です。
曲面が多いせいか見た目大きく感じるのに、手に当てると大きくない。そういった意味で良いmonoだなぁ~って感じますよ。
次回予告:3796S また3796カヨ・・・ って今回はSが付きますんで、ご勘弁を!
Posted at 2008/01/24 23:41:58 | |
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PATEK | 日記
2008年01月23日
PATEK PHILIPPE「REF5500」パゴダ 2
このパゴダREF5500は、PATEK PHILIPPE新社屋を記念して作られ、プラチナ150本、ホワイトゴールド250本、ローズゴールド500本、イエローゴールド1100本、合計2000本という限定品で予約の段階で全て完売。
ゼネバスタンプとスイス政府公認COSCの証明書が付加される。生産終了後ただちに専用の生産工具を破棄してしまった。削り出し、研磨の繰り返しから調整という工程はケースだけで73工程も必要としている。
YGが260万円、WGとRGが275万円、PTが430万円だった。発売から10年たちPTは685万円、RGは428万円、YGは250万円程度で取引されているようです。WGはまだ中古市場には出てきていません。(たぶん・・・)
続きます・・・
Posted at 2008/01/23 23:04:52 | |
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PATEK | 日記
2008年01月22日

PATEK PHILIPPE「REF5500」パゴダ 1
いやいや、本当に綺麗なんですよ。何がってこの立体感溢れるケース。これだけ見事な丸みを持ったケースってあんまり無いですよね?風防もケースに沿って丸く処理されている。かといって分厚い時計ではない。
エッフェル塔のようにがっしりと4つの足で踏ん張り天空にのびる。どんなに勘の悪い人でもこの時計のケースが他と違う事は良くわかる筈です。
続きます・・・
Posted at 2008/01/22 21:16:42 | |
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PATEK | 日記
2008年01月17日
アプライドインデックスで12時だけがアラビア文字。レアのRef3438(私も探し中です!)が四角になったような文字盤です。この文字盤が気に入って購入しました。patekの文字は1950年代のRef96のように大きくは盛り上がっていませんが現行のプリントとは明らかに違う、おそらく象嵌細工文字です。クオーツショックの前でしたので、この様な細工が出来たと考えられます。
ケースには小傷や擦り傷、あたり傷もあり、裏蓋を開ける部分に少し隙間があります。パテックといえども手荒く扱われるとこうなります。こんな事もあり、この時計は20万円代後半で手にしました。今となってはありえないような価格ですが、たったの4年前の事です。
Posted at 2008/01/17 16:00:22 | |
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PATEK | 日記