2008年01月14日
PATEK PHILIPPE「REF5110」3
ワールドタイムの扱い方は至って簡単。10時のプッシュボタンで現在居る都市を12時位置になるように押して合わせます。その後竜頭を引き出し現在時刻に合わせます。すると都市とインナーリングに書いてある24時間時刻が合致しますがその時には昼夜を間違えないように。
昼の2時なのに黒い方の都市リングで2時になっていたら、各都市が昼夜逆転してしまいます。あとは都市から都市へ飛んだ時にプッシュボタンでその都市に合わせるだけです。僕は世界中に友達がいるわけでもないので実際には全く活用していませんが(笑)。ムーブメントは22金マイクロローターのcal240をベースにした240HUです。
次回予告:激安で購入した3406について・・・
Posted at 2008/01/14 21:52:22 | |
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PATEK | 日記
2008年01月13日
PATEK PHILIPPE「REF5110」2
しかし、そんな欠点をおぎなって有り余る魅力がこの時計にはあります。やはりデザインのまとまり感が良い。総合的全体的に見るととても美しい。手抜きすら感じる文字盤・ハンドも実は間が効いていてたいへん整っているし、ケースだって37mmという大きすぎない大きさは良い。
この時計は地味なパテックの中にあって非常に目立つ時計で一時期アイコン的な存在でした。そんなお気に入りのワールドタイムだけれども、やっぱりプラチナモデルが一番かっこいい。文字盤中央の紺色が効いています。5110に限ってはプラチナモデルのためにデザインされた時計だろう、とさえ思ってしまいます。まあ自分が所有しているから・・・というのが廻りの目ですけれど(笑)
続きます・・・
Posted at 2008/01/13 00:07:35 | |
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PATEK | 日記
2008年01月12日
PATEK PHILIPPE「REF5110」1
ワールドタイム。2002年に開催されたオークションでは、パテックフィリップ社が1939年に製造したプラチナ製のワールドタイム(REF.1415HU)は、それまでの記録を2倍も上回る6,603,500スイスフラン(約5億2828万円)で落札され、最高落札記録を樹立しました。
( 以上アンティコルム社のHPより抜粋。)
そんなオールドピースをオマージュして5110は設計されました。プラチナケースの中央には紺色のギョシェ。このギョシェが光加減で黒に見えたりグレーに見えたりします。針は欠点とも言えるくらい(笑)短く時刻が読み取りずらいのですが、横方向に湾曲させ微妙な光の反射を作る事でデザインとしてはまとまっています。インデックスはプラチナの棒をストンと切り落としたような形。
リング外周の世界都市はいわゆるタコ印刷。この文字はちょっと情状に欠けるかな・・・ケースはカラトラバラインなのに最初からエッジが立っていないようなデザイン。ケース鏡面は良く磨いてあります。
こうしてディティールをみると、あまり良い事が書いてないですね。知らず知らずのうちにオールドパテックと比較していたようです。
続きます・・・
Posted at 2008/01/12 08:44:00 | |
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PATEK | 日記
2008年01月09日
PATEK PHILIPPE「REF3429」3
一新時計で40万くらいかけてオーバーホールしているけれど、あれ?文字盤を取り替えている・・・なるほど、染みひとつない文字盤なわけだ。見かけは完璧なオールドパテック。ケース良し、機械良し、文字盤良し。さらにデザインも良し。
なのに、なぜかこの時計から受ける印象・・・迫力・・・いま一つなんです。なんでなのだろう?こんなに状態の良い時計なのに・・・不思議な事だ。文字盤が取り替えられている事はさほど重要な事ではない。なにか、何かが物足りないのです。。。
思えばオールドパテックは全く同じmonoを並べても受ける印象が違う。こんな事って他のmonoではあまり経験できない事なんですよ。これがパテック蒐集の醍醐味、もっといえば奥深さなのかな・・・?
次回予告:ワールドタイムです
Posted at 2008/01/09 12:03:51 | |
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PATEK | 日記
2008年01月08日
PATEK PHILIPPE「REF3429」2
27-460は他のキャリバーと違い、ビンテージ扱いになりません。故にメンテナンス料金も安いのが嬉しいです。3429とそっくりさんに3445があり、27-460Mというデイト付きのキャリバーモデルがとても多く造られています。実用的ではありますが、ビンテージパテックを求める者としてはちょっと違います。やはりデイト付よりノンデイトのほうが綺麗だよね~
ノンデイト27-460は1960年から10年間の間に生産されたのはわずか6900個。振動数は19300とロービートで、ブレゲヒゲです。この3429はケースのエッジもしっかりしており、PATEKの象嵌文字もこんなに浮き出ている。(写真参照)PATEKの文字だけでなくスモセコの目盛り、ミニッツ目盛りも象嵌で浮きでているんです。文字盤に微妙な凸凹をつける、これが不思議な雰囲気を形成するのです。
続きます・・・
Posted at 2008/01/08 08:02:53 | |
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PATEK | 日記