2007年12月23日
今日は天気が良かったので、薪ストーブの煙突掃除をしました。
取り付けて8年経ちますがこれが始めて。こんなに大変なものだとは知りませんでした。腰痛いです。
Posted at 2007/12/23 18:10:16 | |
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薪ストーブ | 日記
2007年12月22日
PATEK PHILIPPE REF「2526」 1/5
なぜ、このシンプルな3針の時計が発売当時3000SFRという価格だったのだろうか?1960年当時、ref130が1500SFR、ref2499が3535SFRで売られていました。今ではREF130は1000万超、REF2499は3000万超で取引されています。換算するとREF2526は57万円で販売されていました。1960年当時の大卒初任給が1万2千円でしたから現代に換算すると1千万は超える価格で販売されていたのです。
(ref130は二つ目のクロノグラフ、ref2499は永久カレンダークロノグラフref3970の一つ前のモデルです。
全てカージさんの写真を使わさせてもらいました^^;)
なぜ、パテックフィリップはこの始めての自動巻きを発表したのが、ロレックスよりも20年も後だったのだろうか。
なぜ、それまでの美しいシルバーマット象嵌文字盤でなく、陶製でしかもエナメル文字盤にしたのだろうか。
REF2526にまつわる伝説や疑問は、きりがなく後をたたない。
続きます・・・
Posted at 2007/12/22 23:09:55 | |
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PATEK | 日記
2007年12月20日
コラム アクアノートについて思う事 2
デザイン上での最も大きなミステイク、それは旧型(写真右)の3時のアワーマーカー。日付窓が邪魔して他の数字と同様に置けなかったため、少し内側に寄ってしまった。これは致命的なミス。ムーブメントと文字盤が一致しないのに推し進めてしまったとしか思えない。新型のアクアノートはそこを修正し3の数字を消してしまったのを見てもPATEK PHILIPPE社自体がミスを認めているという事だ。(もっともクオーツモデルは旧型でも3の数字はなかった)
そして新型アクア(写真左)・・・前述のようにマイナーチェンジしたのだけどコストダウンのためやはりデザインがおかしい。旧型はアワーマーカーが全て長方形で新型は菱形になっている。なぜか。作りやすいのは、文字盤中心から放射線上にあるミニッツマーカーに平行な新型である。アワーマーカーがベゼルに平行、ミニッツマーカーが放射線上の旧型の方が難しい。これはアクアノートのパチmonoが旧型を真似たんだけど文字盤が面倒なので、出来たパチmonoは新型と同じ文字盤だった・・・というところでも説明がつきますね。
以上、微妙なところなんだけど気になるっちゃぁなるんデス。
次回予告:ぐーがーさんとかぶりそうなトロピカルのお話です
Posted at 2007/12/20 23:05:54 | |
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PATEK | 日記
2007年12月19日
コラム アクアノートについて思う事 1
アクアノートの不満は他のそれと違い、プロダクツデザイン・コストコントロールへの不満です。製品として完成度の高い事がPATEK PHILIPPEの魅力なのだけど、アクアノートは本当に熟考して発表されたのか?とさえ感じている。
当時100万円以下のPATEK PHILIPPEなんて存在しなかったけれど、廉価ラインもつくらなければいけなかった。その回答がノーチラスの弟分であるアクアノートだった。。。最終段階で文字盤のデザイン上のミステイク指摘うけるも「ここまで来たら勢いオッケー!」ってなったんでナイノ?wと疑います。
私も所有した事あるのですが、カレンダーの不具合があり購入して1週間で返品!した事があります。(後に知った話だけどカレンダーの不具合は固体差が結構大きかったらしいが、割と頻繁にあったらしい)故に自己所有中の写真もありません。撮っとけはよかったです。。次回はアクアノートの具体的なミステイクを徒然にしたためます。
オーナーの方々余計なお世話でごめんなさいm(_ _)m
Posted at 2007/12/19 12:29:32 | |
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2007年12月18日
PATEK PHILIPPE REF「3710/1A」5/5
そして3710にも後日談があります。しかるべくその日はやってきました。アンティークウオッチフェアは銀座の松屋でやってるのだけど、パテックでは有名なお店が出展しています。そこでの話。
店員「ノーチラスのジャンボはオリジナルが価値があるんですよ。」私「オリジナルじゃないけど3710を持ってます」店員「あ~~パワーリザーブ付きね。あれね、問題があるんですよ。だからあのパワーリザーブは他のモデルに無いのです。」私「え?問題?」店員「そう、設計上の欠陥があり、パワリザディスクと文字盤の隙間(写真左上)から油が染みでるっていう。染みでるのはわずかなんだけど注意してみるとよくわかるんです。」店員「パテックはそれを欠陥とは認めず直してもくれない、そういう問題があったんですよ。」
欠陥とみとめない、なんてまことしやかな話しではあるまいか。そこで一気にこのモデルへの熱が冷めてしまったのです。冷静に考えるとオリジナルと少し違う形のベゼルや文字盤の平滑な感じ、単調なブラックマット、ローマンアプライドもパテックのロゴの位置(写真左下)も気に入ってなかった。手放す事に決定しました。
当時からレアな時計であったので、この時計は買った値段より高く売れました。しかし、ノーチラスは本当に不思議な時計で手放した直後からノーチラスが欲しくなったのです。良い時計ってそんなものなんでしょう。
Posted at 2007/12/18 18:08:45 | |
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PATEK | 日記