2008年02月13日

PATEK PHILIPPE 「REF570」 2
見てください、このビンビンなエッジ。当時の形のまま、という事も価値があります。しかし使ってなんぼの実用品。矛盾している部分ですよね?この頃のPATEK PHILIPPEを語る時に工芸品という単語は適切で無いと考えていて、mono造りは全て妥協の産物だと考えると良く理解できます。
すなわち工業生産品は、時計そのものの価値を下げずになるべくコストを削る事が良いのであって、不必要な手間はかけるべきではない、のです。時計そのものの価値とは、クオーツショックの前は精度の事であって「精度が良い時計=良い時計」だった。なんで、精度以外の部分をこんなに手間を掛けたのだろう?
ケースのエッジというのは注意深く削り磨かなければ綺麗に出ない。インデックスのドットを一粒づつ置いていくなんて相当な注意力が必要。針をこんなに磨く。面を取るなんて暇がなきゃできない。PATEK PHILIPPEのロゴを象嵌細工するなんて意味がわからない。機械もそう。機械を見るのは時計師だけだったのになんでペルラージュやコートドジュネーブが必要なの?歯車を一枚一枚あんなに磨くの?しかも面までとって。
Posted at 2008/02/13 19:15:30 | |
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2008年02月12日

PATEK PHILIPPE 「REF570」 1
出会いはいきなりやってくるもの。いわゆるビックカラトラバの570もそうでした。写真右の96と隣合せの570です。外径35mmは今の時計としては普通サイズですが、当時はこのサイズは大きめで「ビックカラトラバ」と呼ばれます。
資料によると、REF570はホワイトゴールドが人気だったとあります。フラットベゼルにケースに沿ったラインのラグ。湾曲した文字盤にダウフィンハンド。スモールセコンドでなくセンターセコンドになっています。
Posted at 2008/02/12 08:22:23 | |
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2008年02月09日

オリジナルのノーチラスの特徴を挙げてみましょう。
①デザインはかの有名なジェラルドジェンタ。氏はロイヤルオークやブルガリブルガリなどをデザインしています。
②特徴的な横縞の文字盤。水平線のデザインでしょう。
③ちょっと地味な特徴ですが、120m防水に関わらず竜頭はねじ込み式になっていない。
④ケースは2ピース構造で、裏蓋が無い。
⑤ベゼル両サイドを貫通しているボルトをはずし潜水艦のハッチを開けるようにベゼルが開き、ムーブメントを落とし込む構造になっている。
などですかね・・・オリジナルのノーチラスはリファレンスが3700という番号で、先に手放したノーチラスパワーリザーブがが3710。そして出ました3711、しかもオールホワイトゴールド!形こそ現行品の5711とそっくりさん、だけど実は持ち主のみぞ知るホワイトゴールドでございます。
Posted at 2008/02/09 19:21:02 | |
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PATEK | 日記
2008年02月07日

ノーチラス再び。
パワリザ付ノーチラスを手放してからというものの、コレクションにぽっかりと穴が開いたようだった。しかしながらWGのパテックを集めると決心した後だったので、ここでSSのノーチラスをコレクションする訳にはいかない・・・
なんて訳のわからないコレクターの理屈(爆)でWGのノーチラスを無意識に探していました。それほどノーチラスは絶対的に手元になければいけない時計に思えたのです。
続きます・・・
Posted at 2008/02/07 21:42:30 | |
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2008年02月03日

オキ
メラメラバキバキと燃えた後、それまでとはうって変って大変静かな燃焼状態に入ります。音はしない、炎もない、薪が赤く光る状態になります。これをオキと呼ぶそうです。父母に言わせるとその昔、このオキをコタツに入れて暖をとったということです。
この段階になると本当に暖かくなります。
Posted at 2008/02/03 23:22:40 | |
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薪ストーブ | 日記