2008年01月11日

写真は雑誌に掲載された時のリビング。
8年も前の雑誌ですが・・・
薪ストーブは色々な用途があります。
①暖をとること
②調理すること
③照明として使う事
④炎を楽しむ事
①と②に代表される実用的な薪ストーブですが、③と④の炎をコントロールできて色々な炎を意図的に作り出す事は、マニアな趣味の世界です。
炎を操る楽しみは割合と知られていないようです。
次回から徐々に炎をアップしていきたいと思います。
Posted at 2008/01/11 13:48:07 | |
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薪ストーブ | 日記
2008年01月09日
PATEK PHILIPPE「REF3429」3
一新時計で40万くらいかけてオーバーホールしているけれど、あれ?文字盤を取り替えている・・・なるほど、染みひとつない文字盤なわけだ。見かけは完璧なオールドパテック。ケース良し、機械良し、文字盤良し。さらにデザインも良し。
なのに、なぜかこの時計から受ける印象・・・迫力・・・いま一つなんです。なんでなのだろう?こんなに状態の良い時計なのに・・・不思議な事だ。文字盤が取り替えられている事はさほど重要な事ではない。なにか、何かが物足りないのです。。。
思えばオールドパテックは全く同じmonoを並べても受ける印象が違う。こんな事って他のmonoではあまり経験できない事なんですよ。これがパテック蒐集の醍醐味、もっといえば奥深さなのかな・・・?
次回予告:ワールドタイムです
Posted at 2008/01/09 12:03:51 | |
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PATEK | 日記
2008年01月08日
PATEK PHILIPPE「REF3429」2
27-460は他のキャリバーと違い、ビンテージ扱いになりません。故にメンテナンス料金も安いのが嬉しいです。3429とそっくりさんに3445があり、27-460Mというデイト付きのキャリバーモデルがとても多く造られています。実用的ではありますが、ビンテージパテックを求める者としてはちょっと違います。やはりデイト付よりノンデイトのほうが綺麗だよね~
ノンデイト27-460は1960年から10年間の間に生産されたのはわずか6900個。振動数は19300とロービートで、ブレゲヒゲです。この3429はケースのエッジもしっかりしており、PATEKの象嵌文字もこんなに浮き出ている。(写真参照)PATEKの文字だけでなくスモセコの目盛り、ミニッツ目盛りも象嵌で浮きでているんです。文字盤に微妙な凸凹をつける、これが不思議な雰囲気を形成するのです。
続きます・・・
Posted at 2008/01/08 08:02:53 | |
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PATEK | 日記
2008年01月07日
PATEK PHILIPPE「REF3429」1
27-460!なんて響きの良いキャリバーナンバーだろう!うなずいている貴方はかなりの時計通です、いやさパテック通ですね。自動巻きとして名高い12-600ATは、無垢の18kローターに綺麗なギョーシェがしてある事が魅力です(写真向かって左)。が、この重いローターが仇となって衝撃でローターを受けている石が割れたり、ローター芯が折れたりするトラブルが多発しました。
そこで登場したのが12-600AT改良番の27-460(写真向かって右)です。ローター廻りをベアリングにしてローター自体を軽量化する事でトラブルを回避しました。ローターのギョシェは省略されてコートドジュネーブになりましたが、美しい機械はそのまま。ただしジャイロマックステンプがほぼ完成したのでスワンネックは取り外されました。ジャイロマックスにスワンネックって今ではありえないデスネ。
続きます・・・
Posted at 2008/01/07 17:56:57 | |
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PATEK | 日記
2008年01月06日
コラム オールドのムーブメントを蒐集する楽しみ
現行パテックの手巻きムーブメントのメインは、215PSです。昨年は新型ゴンドーロのムーブメント等も増えましたが手巻きはとても種類が少ないですね。パテックのムーブメントは慎重に設計して間違いの無い状態で発表されます。
なかなか新しいムーブメントは発表されないのですが、一度発表されると長い期間製作され続けます。それ故にメイン手巻きが215だけ、というのは銘キャリバーだからなのですが、マニア間では評価の低いところだった。
現行に比べ、オールドは実に楽しい。12-120は懐中時計をそのまま腕時計用に移行させたのかな?と思わせるような輪列だし、12SCの構造は無駄だらけに見えるけれど12-120から派生したという歴史が見てとれ、27SCは同じセンターセコンドでも全く違うコンセプトで設計されている。
時計に全くの素人の私でも解りやすい事がオールドパテックをますます面白くさせる。そしてパテックは高額な事もあり大事に扱われていて、他社製のオールドより状態の良い物が多い。元々長く使われるように設計され、長く使われるように磨かれ仕上がっているのに加えて、そうして大事に扱われているのだから尚更状態の良い物が多いと推察されます。逆にいうと実用されにくい時計だったということですね。
興味があったら是非ムーブメントコレクションをお勧めします。きっと長く楽しめますよ。
Posted at 2008/01/06 00:57:43 | |
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