
だんだんこの「みんカラ」の中でも、震災についてのブログが減ってきてますね。
クドイッと思われる方、そのままスルーしてください。
少しでも共感出来た方は[いいね!]を押して拡散願います。
今回は6人体制(内3人アメリカンマッチョ)で5月1日より4泊5日の予定で石巻を中心として
SmileCafeProjectと
ハミングバードスポルテと
日本国際飢餓対策機構の協力により物資支援&人道支援をしてきました。
活動拠点
石巻市牡鹿町十八成浜 &
東松島市
&
女川町
支援物資
食料品400kg~
・レトルト食品
・缶詰
・魚
・肉
衣類etc
各メディアでは、GW中のボランティアはオーバーフローで受付中止と言う報道を耳にしました。それはメディアが入り皆が行きやすい地域の話で、私たちの活動した多くの地域は自宅非難者が中心で、半壊でライフラインが無いにも関わらずこの2ヶ月弱、肩を寄せ合って皆耐えていたようで、周りは全くの手つかずで支援の手が行き届いていない陸の孤島です。
十八成の現在
このような完全に破壊された集落が牡鹿半島には多く点在しています。
その日は十八成浜の『復興祈願祭』
出店はみんなボランティア
ハミングバードスポルテさんの呼びかけで全国から集まってきたようです。
私たちも急遽参加でもってきた魚や肉を振る舞いました。
ここは漁師町ですが震災以来、魚を食べる事が出来ずに無茶苦茶喜んでもらえました。
みんな漁具も船も流されてしまったようで海に出たくても出られません。
だけど、みんな根っからの漁師たちなので「絶対復興するから待っててけろ!」て手を握られました(涙
そこで出会った子供たち

私の子供の小学校のみんなが寄書きを書いてくれたので無事に渡すことが出来ました。
手に持っているのがそれです。
私たちは4泊全て車中泊
道の駅やSAを見つけてトイレ・水道を確保しました。
3日目になると車の中は運動部の部室の匂いがします(クサっ
朝になると救援車両でいっぱいになります。
がんばれ~!
前回も通った場所の様子

かなり片付いた所もありますが、
全く手付かずの所が殆ど
↓ ↓
瓦礫などの集約場所もすでにいっぱいです。
新たな問題で、
陸全体が地盤沈下により満潮(特に大潮)の度に町が浸水しています。
東松島では、私たちも200人位のチームと一緒に瓦礫撤去。
30人1グループで一つの家をバチバチに綺麗にしていきます。
・民家の床剥がしと流入泥などの撤去
・庭や家に刺さった瓦礫撤去
・側溝の清掃
などなど、
海から3km以上離れていますが、ここは津波が川を伝って来た地域で、海の砂が満遍なく5センチ以上流入している地域でした。
ボランティア掲示板を見つけました。
被災地は今も尚、災害と戦っています。
過去の事ではなく、現在進行形です。
今回は被災された方々とたくさん話すことが出来ました。
一人のおばちゃんが私に言った一言
「津波は私たちの全てのものを奪っていきました。
だけど、それと同時に多くのものを持って来てくれたんだよ。ありがとう。」
私の手を握り微笑んでくれました。
被災地へボランティア以外で行く事は不謹慎であるかのように言われていますが、私はそのように思いません。しかしながら一定のマナーは守るべきですが、どんどんみんな行くべきだと思います。それでその現状を実際に見て聞く事で現地の方々の本当の思いを感じ、それを周りの人に話してください。そして行ったら出来る限りそこで消費してください。町に行けば飲食店なども少しずつ再開し始めています。多くの人が動けばそこの新たな産業が芽生え雇用がうまれます。
気仙沼・石巻の港では6月からカツオ船が入港出来るよう急ピッチで整備が進められています。
絶対的に船が少なくなっていますので、物量としては多くは無いと思いますが、少しずつ港にも活気が戻ってくることでしょう。
ブランド商品として流通すると思いますので、皆さんもそれらを見かけたら買ってあげてくださいね。
がんばれ、東日本!!
Posted at 2011/05/07 13:05:20 |
トラックバック(0) | 日記