先日の鈴鹿でfu355さんと話していたのですが、ケイマンGT4のオートブリッピング機能を体験してからは、その楽ちんぶりに生粋のMT派だったfu355さんが「次はPDKでパドルシフトでも良いかな」とMT車の卒業を予言をされていました。
またBMWは次期型M4が最後のMT車(OP扱い)となるそうです。今や新型M5はトルコン式ATのみとなっています。この前試乗した新型ヴァンテージもMTでも2ペダルでもなくATでした。
一時は最高のトランスミッションだと言われたポルシェのPDKやBMWのDCTのツインクラッチ式ですが、トルコンATの進化によりツインクラッチ式ではなく、ATを選択するスポーツカーメーカーも増えてきました。
MTは絶滅危惧種として存亡の危機にさらされています。
免許取得以来、ATと2ペダルMTを乗り継いできたバイエルソですが、NDでMTを初経験してからはその楽しさにゾッコン!今ではアストンのMTを通勤で使用していますが、渋滞もそんなに苦ではないですし、手漕ぎで操ってる感覚はやはり楽しく、それだけでスポーティーな雰囲気を味わえます。
MT車を乗るようになり、今後の車種選択の幅が広がると思っていましたが、MTはスポーツカーでも減少傾向で新車で選択の幅は逆に狭くなり、MTが欲しいなら旧車から選ばないといけません。
ただ自分の場合はMTオンリーかというとそうではなく、サーキットは今でも2ペダル派です。サーキットでは操る喜びよりも、イージーでドライビングに集中できる2ペダルの方が自分には合っています。
しかし街乗りは断然MTです!高速道路や峠をMTで走っていると本当に楽しいです。今日もアストンで峠をブラリと走りましたが、街乗りでスポーツドライブを楽しむにはMTがベストです。
自分の理想の街乗りMTの1台がNSX-Rです。正直スタイルはあまり好きではないですが、ベストモータリングで黒沢元治さんや土屋圭一さんがベタ褒めしていたのをよく覚えています。軽量アルミボディに超高回転型NAのミッドシップ、ショートストロークのMT、これで楽しくない訳がありません。
こんなリアルスポーツカーはもうこの世には出ないでしょうね。ドリキンのNSX-Rを選ぶ理由に大きく共感します。
Posted at 2018/12/01 17:49:29 | |
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