
実験カテゴリなので、効果、理論、実証については細かいことはよしなでお願いします。
さて、前車ステラでも試していたボルテックスジェネレーター。お試しということでその時は耐震ゲルを貼り付けて様子を見る…ということをやっておりました。控えめにルーフエンドに貼り付けて、走行の滑らかさ、軽トールシェイプの宿命である風による巻き込まれ減少(まあ、ダイハツOEM前の型式なので足は良いのですが)、といった体感がありました。
残念ながら体感の向上に甘えると燃費は改善しませんが😂
で、今のプジョーには昨日ボディ周辺に一定速度に達すると定在波が発生することを確認し。改善しようと。
しかしその前になぜ、このような定在波が発生するようになったか。少し考察。
もともと、206には二本のワイヤを撚ったアンテナがついていました。この状態のときは高速を走っても奇妙な振動音はきこえておりませんでした。
これを私は今風のドルフィンアンテナに交換しました。

おそらくコレが原因です。
ある意味、空力的に良さそうに見えます。が、ボディ周辺の風は掴み所がないものです。良い結果を期待して、何かをしても必ずしもそのとおりにはなりません。
話をまたステラのときのボルテックスジェネレーター(以下VGと書きます)に戻します。
少し取り付けて改善を体感したあと、調子に乗って多数のVGをつけました。ルーフエンド、後部ウインドウの後ろ、5cm感覚で四角く切ったゲルを貼り付けました。期待して、ロングドライブ…結果。良くなりませんでした。むしろ悪くなりました。
典型的な装着では、10cm間隔、テールに横一列に並べる、サイドも同様…というような施工の仕方をする…というのを知ったのはあとのこと。
では、私もぷじょ子に同じように…
しません。なぜならあることをひらめいたからです。
VGはフィン型、流線型、などが代表的です。それを「(人間の)感覚的に空力の良さそうな向き」につけています。
でも、VGの目的はボディ周りの気流を乱すことです。ミクロな空気抵抗を減らすことじゃありません。
私のケースでは前方からの風圧を「直流入力」として、「交流出力」が現れてしまう、電子回路で言うところの「発振回路」ができてしまったと考えられます。一体どうやればそんなことになるのか、はよくわからないので推測からこの状態を回避する方策を考えると、常識的な空力改善のセオリーはむしろ悪化させる可能性があります。
先の10cm基準、事情通によると三菱自動車が発見したことらしいのですが、私の直感ではもっと間隔開けられます。
倍の間隔でできないか。
この、小型のドルフィンアンテナ風のVGを20cm間隔で、逆につけます。
小さいものですから、ミクロ的な空力の特性変化を調整できるものと期待。

こうなるわけです。写真の右が前方になります。
間隔おおよそ20cm。
後部ウインドウの後ろにも左右一つづつ。
さて、あとで高速少し走って、様子を見ましょうか。
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2022/08/13 16:40:07