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基準音源をホワイトノイズに切り替え。

こっちだとループバックでスペアナに食わせても高域までフラットに出る。スイープは処理が重いのか、それともプラグインがタコなのか。

次いでにDAWとオーディオインタフェースの設定も見直し、不用意にループを作らないようにした。

スペアナも細かく見ても仕方ないので、サンプル単位を全域から半音単位にした。基準音源も、スペアナもソフトウエアなので、負荷を下げる意図。


上がギターアンプのスピーカーの真ん中軸の上あたり（Axis）下が端っこ（Edge）あたり。

ピークとドロップを見る。ただし、電源ノイズ対策はしてないので、60Hzの高調波はまだ残ってる。

スペアナでは逓倍の、スペクトルも見えてるが…これはなんだろう。とりあえずさておく。

スピーカーの軸上（Axis）の音は単に高域が出てるだけでなく、複数のピークのある「癖の強い音」になってるのがわかる。いわゆる「櫛形フィルタ（コムフィルタ）」みたいな感じだけど、これは音の伝搬によりも発生する僅かな遅延から位相がズレて打ち消し合うことから生まれる特性。
これに、スピーカーやボックスの固有周波数による共鳴やらデッドポイントが加味されて単なるフィルタではない特性になる。
ギターアンプシミュレータでよく言われる、「キャビIR」と言うやつだ。

電源ハムの対策を追い込んだら、このギターアンプのキャビIRを取ってみる。マイクで録った音と似た音をソフトウェアで再現が果たしてうちの貧相な環境でできるのか。

DAW周りの環境が整ってないのですが、何も測らないまま週末終えるのも切ないのでできる範囲でざっとキャビからの出音の周波数特性見てみました。プラグインはすべてStudio One付属のものです。


元のトーン（正弦波-24db、20Hz〜13KHzのスイープ）に対するスペクトルアナライザの特性カーブがすでに8kHzくらいまでしかあてにならないことにまずガックリ来て😅

マイクからの収録音にアンプからの60Hzのハムノイズとその高調波（120,180,240...）が乗っかってたりまあダメです😂

とはいえ、スピーカ軸上とエッジでそれぞれマイク立ててみてもキャラクタはこのサイズ（Orange Crush15）でも変わりますね。





軸上の音はハイでもあまり落ちてないのとピークのレンジが3つほどあり、エッジでの音はロー上がりかつあまりピークの目立たない感じに見えます。

小さなキャビで差が目に見えるので、大きめのものだともっと顕著かもしれません。

お後がよろしいようで。

パトラッシュ、僕は疲れたよ…🐾

というわけで、外見よくするためにインテリアシート貼りましたが、扉部分に取り掛かる前に力尽きました。もうええやん？気が向いたら続きやるのんで…😂😂😂

とはいえ、気になるのでアンプをまた取り出してBluetoothスピーカーに置き換え、マイクを適当に立てて密閉時の周波数特性をまたスイープジェネレータ使って測りました。ただし今度はスマフォではなくマイクをミキサに繋いで、DAW付属のプラグインで測定。
こんな感じです（実線カーブ）。

一方使用したマイクのリファレンスではこうなってます。

これは1cmの至近距離と60cm距離取った場合のグラフですが、私のはこの両者の真ん中くらい。変なピークもないし、モニタで聴いても気になるところはありませんでした。

あとはもう設置を残すばかり。

なんでこれをやろうと思わなかったのか。

カーオーディオの出音をスマフォのアプリでざっと取ってみた。スイープジェネレータで同じように10Hz〜8KHzまで。エンジン切って停車中。

イコライザーはフラット。
停車中はこれでいいんですよ。低域のノイズがそれでも少しはあるのでローを持ち上げる程度。ミッドもハイも弄らない。

走行中はこれだと低域がロードノイズ他でマスクされるのでちょいと持ち上げることになる。そんなに厳密にやるつもり無いけど、イコライザーを調整してローをやや大げさに（ボディ鳴りする寸前まで）。ミッドを心持ち（音の張りが感じられる程度に〜リファレンス系の音がよいならそんなに上げない）上げる。

うん。気持ち良い。

はい。こんな規模の小さな工作をしただけで息が上がる虚弱体質です。こんにちは。

ぼっち箱。ゴム足つけて、中に仮の吸音処理して、遮音特性をざっと測定しました。箱の中にBluetooth接続のスピーカーを置いて、スマフォでテスト音源アプリで音を鳴らし、また同じスマフォで周波数スペクトルを取ります。まずは基準音。

440Hzで-20dB。図はBefore after逆になってる💦まあいいや。

続いてスイープジェネレータで10Hz〜8KHzまで流してみて…


概ね-15〜-20dBの減衰ってところでしょうか。ただし、100Hz以下は生活雑音多いのであてになりません。家庭で遮音ブース手作りレベルだとこれは平均的な気がします。

音量としては1/5から1/15程度の遮音になりますね。まずまず👍

ただ、低域や振動はまだわかりません。

まだ一部吸音材足りませんのできちんと追加して、隅のほうの遮音も対策したらこれよりは良くなると思います。

しかし、本番はここかから。遮蔽した箱の中でマイク録りで良い結果が出るか？

中で音がグルグル回ってたり、妙なピークが出てたら目も当てられませんので…😅