さかぐちくん～～～そりゃないぜ！！～その１～

それは、金曜の午前８時４分突然やってきた！！

会社への通勤途中での出来事であった。

前を走る遅いトラックがやっと居なくなり、
パッと視界が開けた！！

ひたすら続く緩やかな上り。天気も良い。

これまでの鬱憤を晴らすかの様にギアを５速に落とし、フルアクセル。

心地良い排気音と共にブーストが吠える。とても美味しい回転数。

さらにギアを６速に上げフルアクセル。

速度が見る見る上がりここでは書けない速度域に到達。

ようやく坂を登り切ろうとする次の瞬間、
レーダーが激しく鳴り出す！！！！！

ふと左前方を見ると、地べたになにやら機材を置き制服姿のおっさんが

木の陰からこちらを見ている。


やばい！！<(ﾟﾛﾟ;)>ﾉｫｵｵｵｵｵ！！

とても間に合いそうも無い！！

が必死のブレーキングを試みる。


アクセラ購入後、最強のブレーキング。かなりのショック。

スピード表示板の中心付近が点滅している。

ＡＢＳおよびＤＳＣが作動しているのだろう。

室内にタイヤの匂いが充満する。


レーダーの脇を通り過ぎる時、木の陰に隠れていた男が何やら無線で連絡している。

やられたのは間違い無い！！あとは色だ！！


確か、レーダーの脇を通り過ぎた時は75Km/hぐらいまで落としていたはず。

車載のスピードメーターは若干多めに計測されるから70Km/h強ってとこか？

問題はどの時点の速度を計測されたかだ。20m手前か？30m手前か？

ってな事を考えながら100m程走ると、制服警官が4人立っている。


ここで違反者の振り分けが行われているらしい。

自分の前に既に3台の車が振り分けの順番を待っている。

1台目：パス、2台目：パス、3台目：パス

遂に自分の番が巡って来る。淡い期待を胸に振り分けを待つ。

アウト！！
ｵｫｫｰｰｰ!! w(ﾟﾛﾟ;w(ﾟﾛﾟ)w;ﾟﾛﾟ)w ｵｫｫｰｰｰ!!


アウトはしょうがないが、警官達は何やら嬉しそうだ。

パクられた時にいつも思う事だが、警官はパクる事は楽しい事の様だ！！

パクる事を糧としている彼らにとって見れば当然の事なのかも知れないが

非常にけしからん話だ！！


車を道路脇に停め、護送車に乗り込む。

そこに用意されていたのは、青切符だった。ε～(￣、￣;)ゞﾌｰ

俺は思わずラッキーと叫びたくなる言葉をかみ殺した。

＜その２へつづく＞

■動力性能：★★★★★
■制動性能：★★★★
■気分　　　：☆☆☆☆☆(マイナス5P)
■総合評価：☆☆☆☆☆(マイナス5P)