
学生時代、時間があればとにかく車を運転していた僕。
深夜のドライブ。寂しげな山道を走行中にノイズ交じりのNHKFMから聴こえてきた曲。それが、村下孝蔵との出会いでした。
この時はまだ、誰が歌ってて何ていう曲名なのかわかりませんでしたが、「人間ジュークボックス」な友人にうろ覚えのメロディーを口ずさむと…
「あ~村下孝蔵の初恋やな。」
すぐさまCD屋に行って購入したのがこの
「林檎と檸檬(村下孝蔵ベスト…)」でした。
「初恋」を聴いて、甘くて苦い「あの頃」を思い出すのは、僕だけじゃないのではと思います。
このCDは何度も何度も聴きました。
純朴な歌詞に、甘めで透き通った上手い歌声。
「平成の歌謡曲を目指して…」っていう所がまたグッと来ます。
あと、
ギターめちゃ上手かったですね。
この時期、音楽好きなツレたちと「
踊り子」や、この
「初恋」をカバーしたりしてました。(聴く曲は基本洋楽メインでしたが、ツレらの影響のためギターはアコギで、ジャンルはフォーク、歌謡曲系、j-popsでした~)
村下孝蔵は、見かけ普通のおじさん。何かの番組に「(私が)村下孝蔵です」とか書いた鉢巻を巻いて出演していたことが、今でもよい思い出であり僕が観た最後の姿でした…。
1999年6月。「村下孝蔵、亡くなったんだって。」とツレからの一報。
…ただただショックでした…。
人、青春、心…。
これらを見事に歌い上げた村下孝蔵。
現代の曲に無くなってしまったもの、
今の時代に見失ってしまった「何か」を感じ取ることができる、
村下孝蔵の曲たち。
曲調は古いでしょうが、若い方にも聴いてみてほしいですね。
Posted at 2008/01/19 23:40:02 |
音楽(邦楽) | 音楽/映画/テレビ