
余りにも、奥が深いサスペンションセッティング。
私は、全くのど素人なので、Y中組の主治医に全部お任せしています。
実は、脚回りを組むだけなら素人でも、
案外組めてしまいます。
前愛機のスイスポも、初めの仕様は、
ブリッツの車高調ZZR。
素人の私自身組みました。
結果は、悲しい結末に終わりましたが、、
今どきの、車高調は全長調整式が主流です。
本題から、それてしまいました。
キャンバー、キャスター、トー、プリロード、減衰力、バネレート、スタビ。
どれも皆様聞かれた事があるかと思います。
フロントのトー調整は、ノーマルでも出来る車が多い調整箇所でしょうか、、、
かなり車の挙動を変化させます。
メーカー出荷時の車は、前輪、後輪とも基本的にトーをインに振っている車が主流です。
理屈が、上手く説明出来なくてごめんなさい。
トーをインに振ると直進安定性が上がります。
逆を返すと、コーナーでは曲がり難い特性になります。
例えば、完全リアヘビーな、ポルシェ911は、
フロントのトーはアウト。
リアのトーはインにセッティングされる
方が、多いみたいです。
FF車の場合も、同じくトーインセッティングで出荷される事が、多いですね。
現愛機ヤリスも、FF4WDですが、トーインセッティングでした。
今は、違いますが、、、
FF車の主流は、フロントはストラット、
リアは、トーションビーム。
前愛機33スイスポも、このサスペンション形式でした。
トーションビーム式サスペンションは、
基本的に、トーもキャスターもキャンバーも
弄れません。
フロントのストラットタイプも、今はアッパーマウントが、ゴム式が多いので、
キャンバーは、偏心ボルトでセッティングするのが主流になります。
特殊な製品以外は、キャスターも弄れません。
キャンバーをつける効果は2点あるかと思います。
1点目は、見た目です。
シャコ短、ツライチでバッチリ決めた車は、
格好良いと思います。
2点目は、サーキット走行を視野に入れた
車。
サーキットは、路面のグリップも公道より
強く、フルブレーキからのターンインで、
タイヤに縦と横に最大Gが、かかります。
タイヤサイズにも、限界があります。
横面積のグリップを最大限に使うべく、
キャンバーをつける事が多いようです。
またサーキットで、キャンバーをつけたり、
ハイグリップタイヤでの走行は、特にパワーがある車種は、ドラシャは消耗品?
ブレーキング関係も消耗品?
エンジンも、消耗品?
当たり前の事を書いてしまいました。
トーもインからある方向にセットします。
これは、あくまでも特殊事例。
キャンバーをつければつけるほど、
タイヤの偏摩耗は進みますし、
耐久性も落ちる方向かと思います。
また一般走行時には、当然もがなかなと、
トーションビームに、キャンバーシムを
つけられる方もいます。
理系では無いので、あくまでも聞いた話に
なりますが、シンプルな形状のトーションビーム方式は、かなりリアが粘る特性になるそうです。
FF車で、リアが粘りすぎるとフロントタイヤが曲がりたがっても、中々曲がってくれない特性になります。
私は、仲間が製作してくれたキャンバーシムを使ってましたが、それはあくまでも粘りすぎ無い為に、トーを調整するものでした。
リアのトーをインから、ある方向に、、、
キャンバーをネガティブにつけると、
運転操作の上手な方なら、機械式LSDのセッティングにもよりますが、リアが簡単にスライドするFF車が完成します。
タイトコーナーの多いサーキットなら
とても楽しく走れるかも?
但し、雨の日は運転に注意が必要になるのと
リアタイヤにキャンバーつけると、同じく偏磨耗の原因になったりします。
僅かで、拙い説明ばかりでしたが、
トーとキャンバーの簡易な説明でも、
このボリュームです。
脚回りのセッティング。
キャスター、減衰、バネレート、プリロード。
今後、その他の項目を書くか?
書かぬか?
分かりませんが、、、
本当に、奥深き脚回りのセッティング。
答えなど無いかも知れません。
組長。
Posted at 2022/12/20 20:40:43 | |
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