2022年08月21日
プジョーnew308に乗ってきた
本日も友人のMr.Pに連れられてプジョーのディーラーに行ってきた。
目的は新型308の試乗。用意されていたのはGT。1.5リッターディーゼルターボ。
まず外観。
ずいぶん大きくなったように見える。もはやCセグメントと呼べないくらいに。実際の寸法はプジョーのウェブサイトをご参照いただきたい。
顔つきは従来よりも厳つくなってカッコいい。ちょっと顔が厚く感じるのは、今時は歩行者保護の観点からエンジンフードの高さを出すために仕方がないだろう。クォーターパネルからリヤにかけての造形がすごい。かなり凸凹していて、友人曰く「洗車しにくそう」である。リヤドアのノブから後ろのプレスの3次元曲面は、ちょっと不自然さを感じるくらい。マツダ3のサイドのプレスも「横からぶつけられちゃった」感があるが、308もパッと見そんな印象を受けた。でも真後ろから見たデザインは好きだ。カクカク凸凹はモビルスーツ的でもある。
タイヤは225/40-18"。でかい!40?スポーツカーかよっ!乗り心地はさぞかし硬かろう。
さぁ、乗ってみよう。
シフトレバーというかスイッチ、小さっ! これは慣れてしまえば問題ないのかなぁ。ルームミラーの位置は低い。身長168cmの私でシートポジションを最も下げて、ようやく前方視界を確保できるくらいか。前方を監視するカメラだかセンサだかが大きくて、ミラーが下に追いやられた結果だろう。座面を一番下げた状態でステアリングの高さも下まで下げると、メーターを遮らなくなる。メーターをステアリングの上から見るのはいいな。他のメーカーもやればいいのに。
ステアリングのパワーアシストは、極低速域では凄く軽くて楽。少し速度が乗ってくればしっかり感が出るので怖くない。
アクセルレスポンスは、ディーゼルのせいか少しもっさり感がある。加速したくてグッと踏み込めば十分なトルクで車体を引っ張れるが、ガソリン車から乗り換えると微妙な加速の要求に対する応答性が少し気になる。
ブレーキは踏み加減に対する効き方がリニアでない気がする(あくまで個人的感想です)。それと停止直前にブレーキを抜く時、完全にカックンを消すことは試乗中にはできなかった。
低速域で、トルコンがロックアップしたり離れたりを繰り返すような感じがする。エアコンのクラッチが繋がったり離れたりしているのかもしれないが、ちょっと違うような気がする。
ハンドリングは40扁平のタイヤのおかげもあってか、きびきびしている。40タイヤ故の乗り心地を心配したが、思いの外良いではないか。一般道の試乗ではゴツゴツ感は感じない。適度なインフォメーションを伝えてくる。
総じていい車だ。カッコいいし運転しやすい。見てよし、乗ってよし。
だけどワクワクしない。
なんでだろう、いい車なのになぁ。先代308に初めて乗ったときのような感動がなかった。508とか208、2008とか試乗しているうちに、プジョーに慣れてしまったのだろうか。少し癖がある、というか尖った部分がある車の方が面白いと思うのが本音ではある。
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Posted at
2022/08/21 22:37:52
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