県内の公立中学校で一斉に卒業式 学びやをあとに
03月13日 16時17分
13日県内の公立中学校では一斉に卒業式が行われました。このうち、閉校が決まった中学校でも最後の卒業式が行われ、生徒たちが慣れ親しんだ学びやをあとにしました。
県内では13日、義務教育学校を含む207すべての公立中学校で卒業式が行われ、あわせて1万4000人あまりの生徒たちが学びやをあとにしました。
このうち昭和22年に創立し、一時は270人あまりが在籍していた白河市の五箇中学校では少子化などの影響で今年度で閉校が決まり、最後の卒業式が行われました。
式では、生徒17人が保護者や教員に見守られながら体育館に入場し、担任の教員が1人ひとりの名前を読み上げて小林敏史校長から1人ひとり卒業証書を受け取っていました。
続く閉校式で、小林校長は「ここで学んだことや誇りを胸に、強くたくましく生きる姿こそ学校の歴史と伝統です。その新たな1ページを皆さんがつづっていくことを期待します」とあいさつしました。
そして、代表生徒の乾琴葉さんが「閉校によって思い出は消えることなく、五箇中学校が母校であることに変わりはありません」と述べたあと、卒業生全員で校歌を歌って閉校を惜しみました。
県教育委員会によりますと県内では五箇中学校を含め、昨年度の4倍にあたる8校の公立中学校が今年度で閉校するということです。
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2024/03/13 20:38:39