ホンダと日産 経営統合協議 さらに進めるか2月中旬までに判断
2025年1月31日 17時04分
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経営統合に向けて協議しているホンダと日産自動車は、2月中旬までにさらに協議を進めるかどうかを判断することを明らかにしました。統合の前提条件となっている日産の経営立て直し策のとりまとめに時間がかかっているためで、1月末をめどとしていた判断の時期を先延ばしました。
ホンダと日産は去年12月、基本合意書を締結して経営統合に向けた本格的な協議を始めていて、業績が悪化している日産の経営立て直し策の進捗(しんちょく)も踏まえて、1月末をめどにさらに協議を進めていくかどうかを判断するとしていました。
しかし、日産の経営立て直し策のとりまとめに時間がかかっていることなどから、両社は判断の時期を2月中旬まで先延ばしすることを明らかにしました。
日産は去年11月、世界で生産能力を20%削減し、9000人の人員削減を行う計画を示していて、これまでにアメリカで生産体制を縮小して希望退職を募ったり、タイで工場の生産を集約したりする方針を明らかにしています。
一方で、ほかの工場での生産体制や人員の見直しは検討が続いている状況です。
ホンダと日産は、ことし6月の最終合意を目指していますが、業績が悪化している日産の経営の立て直しが統合の前提条件となっているだけに実効性のある対策をとりまとめ、着実に進めていけるかが焦点となっています。
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2025/01/31 19:02:52