
大分 別府湾でホーバークラフト営業運航 国内で唯一
2024年11月30日 18時36分
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ホーバークラフトの営業運航が、11月30日から大分県の別府湾で始まりました。県によりますと、ホーバークラフトの営業運航は国内で唯一で、大分県での運航は15年ぶりです。
ホーバークラフトは11月15日に大分空港と大分市を結ぶ定期航路と、大分市を発着して別府湾を周遊する航路について国の運航許可が出され、11月30日から周遊航路の運航が始まりました。
始発の午後1時の便には満員となる80人が乗り込み、ホーバークラフトは発着場で船体を浮かせるとスロープを滑るようにして海に入り、別府湾へと向かいました。
そして沖合に到着すると、乗客たちは高速度で回転するスピンや、船体を着水させて船との揺れ方の違いを体験し、ホーバークラフトならではの乗り心地を実感していました。
また、窓の外には大分市の臨海工業地帯や観光地 別府市の風景が広がり、乗客たちはカメラで撮影するなどして30分間の周遊を満喫していました。
運航会社によりますと、11月30日運航した4便のチケットはいずれも完売したということです。
始発便に乗った大分市の小学5年生の男の子は「海と山と電車が同時に見えて感動しました。スリル満点でした」と話していました。
大分市の50代の男性は「念願だったので乗ることができてよかったです。船よりも揺れはありませんでした」と話していました。
ホーバークラフトが大分県で運航されるのは15年ぶりで、県によりますと、営業運航しているのは国内で唯一だということです。
運航会社では、大分空港と大分市を結ぶ定期航路についても年内の就航を目指しています
Posted at 2024/11/30 20:27:40 | |
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