長井秀和氏をご記憶でしょうか。TV番組「エンタの神様」が人気を博していた時期にブレイクしたお笑い芸人です。正確には、過去形で記さなければなりません。近況を調べたら、市議会議員に転身されていることが分かりました。
――ここから、想像力のアクセルを踏み始めて下さい。
学生時代のテニス部は、男女別コートで練習していました。人数と練習メニューが異なりますので、休憩時間にはラグが生じます。疲労のピークに達しているなか、隣のコートで美味しそうにドリンクを飲んでいる女子の姿が目に入ると、羨ましく思ったものです。
真逆のシチュエーションになることもありました。すると、気楽に眺めている側の男子コートに、上述の長井氏が増殖します。自然に、ムッツリスケベ口調での「間違いない」という台詞が広がっていました。
――想像力のアクセルをさらに踏み込み、情景を浮かべてみて下さい。
女子のテニスウェアは、体型が分かりやすく、発汗すると水着のような状態になっています。しかも、白地とパステルカラーが主体ですので、部分的に透明と化しています。このうえに、烈しい動きが加わります。
サザンオールスターズの「匂艶THE NIGHT CLUB」に登場する「薄手のウェアが裸の中身も透す」の世界です。「下心で胸が張り裂けそうなMonday」までアクセルを踏み込んでいきます。
曲中で唐突に出てくる「Monday」というwordが実に意味深です。桑田氏のことですから、単なる月曜日という意味合いではない気がします。自分自身を意味する「Man」なのか、あるいは、スラング的に「おいおい、マジかよ」というニュアンスなのか、はたまたもっと深い意味を込めているのか、想像力の暴走が止まりません。
匂艶THE TENNIS COURTでは、目の保養を超えた品定めが続きます。
ときに、それまでノーマークだった特定の女子部員に対して、熱い視線が注がれます。
――この姿を想像するところで、アクセル全開です。
「急に体型が変わったよね。あれは、恋してるね」という台詞に対して、周囲で「間違いない」となるのです。口調も長井氏の十八番そのものでした。
実際は、「恋してる」よりも、はるかに直截的で下品な言葉です。コンプライアンスに配慮して自粛しました。ここも想像力で読み替えて下さい。「TENNIS COURTで男も濡れる」状態です。
ところで、あなたが想像した女子部員は、どういう方でしたか。
私は、執筆中に、敬称略で、稲村亜美、石田ゆり子及び深田恭子の3名が思い浮かびました。テニス部女子は、食欲旺盛で健康的な印象を勝手に持っています。瞬発力と持久力を兼ね備えた脚力も要求されます。あまりにもスレンダーな体型では、とても体力的に持たない烈しい競技なのです。
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2023/10/28 08:54:53