
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
東京オートサロンにいくと、頃合いをみて、スペシャルライブの会場へ足を運ぶのが定例化するようになりました。懐かしい昭和の歌謡を聴く以外に、もう一つ大きな目的があります。菊池桃子公式ファンクラブMOMOCANS’の一員として、他門の親衛隊を観察し、異教徒の視点で勉強をしたいのです。特記事項があれば、「隊長」に直ぐ報告したいと考えています。
(注)MOMOCANS’では、昔のラジオ番組の名残で、桃子さんのことを「隊長」と呼ぶ習慣があります。
昨年は、「ハロー・グッバイ」の柏原芳恵でした。会場に散らばる親衛隊の統率力に感激しました。アーティストと親衛隊の信頼関係が半端ではないと分かったのです。自然と彼らに対するリスペクトの念が生まれ、今でも一目置く存在になっています。
今年は、久々に聴く「ハイティーン・ブギ」(1982年発表曲)となりました。たのきんトリオでは、ヨッチャンこと、野村義男が一番好きなのですが、近藤真彦の主要曲も、おおよそ歌えます。覚えるつもりがなくても、TVとラジオで反復して聴かされているうちに、記憶に焼き付いてしまった感じです。
「海辺にバイクを止めて」と歌い始めると、横にいる誰かが、「駐車違反で捕まった」とつぶやいて邪魔をするのが、当時の仲間での約束事になっていました。
今回のライブでは、マッチの歌唱力が健在なことに加えて、ギターとサックス奏者のクオリティの高さに瞠目していました。素人の自分が聴いても、相当な名手だと分かりました。その場にいれば、作曲した山下達郎も喜んだことでしょう。オートサロンの入場料で鑑賞できるステージとしては、かなり贅沢な内容だったと思います。
肝心のマッチ親衛隊は、女性中心ということもあって、とても大人しく見えました。MOMOCANS’では、自分だけ目立ちたいという欲が出てしまい、抜け駆けするメンバーが割といるのですが、それが抑制できているのを感じました。
ですが、かつては、マッチのファンが超過激だったのを知っています。映画「ハイティーン・ブギ」のヒロイン役に抜擢された武田久美子の証言が生々しかったです。どこでロケをしても、マッチのファンだらけになってしまうため、映画的には単なる雑音に過ぎない歓声が絶えなくて、台詞をその場で収録できなかったといいます。アニメと同じアフレコ方式でした。キスシーンもあったマッチの恋人役ですから、恐ろしい話で、剃刀の入った手紙がトラック何台分も届いたそうです。
久美子さん自身は、たのきんの三人には興味がなく、沖田浩之のファンだったといいます。「そのお陰で余計な緊張をしなくて済んだ」と述懐していたのが、面白かったです。
この映画は、東宝だったので、ヒロイン役がその方面で内定していたという話もあります。主演のマッチが17歳でややベビーフェイスだったことから、監督がヒロイン役に童顔で小柄な女性を起用したいと拘泥したそうです。本来なら、18歳くらいで実績のある女優に決まるところだったようですが、それだとどうしても女性のほうが大人びた映像になってしまいます。どんでん返しに近い流れで、13歳だった武田久美子が抜擢されました。本人もそれをよく知っていて、「人生の半分くらいの運を使った」という絶妙の表現をしていました。
ところで、映画「ハイティーン・ブギ」のヒロインは、「桃子」という役名でした。主題歌のB面も山下達郎が作曲しており、タイトルは、「MOMOKO」です。
主題歌のラストには、私が菊池桃子さんにつぶやいたとしか思えないフレーズが登場します。
――突っ走る愛に、ブレーキはないぜ。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
桃子と武田久美子は、同い年です。
――もしかしてだけど、桃子は、ファーストキスは俺とすると決めていたから、この映画のオーディションを見送ったんじゃないの~。
俺達、傷だらけでも、
優しさだけは捨てずに生きてきたぜ。
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2026/01/17 08:26:55