
店名は、「きく」と読みます。国道17号線沿いにある小さな中華料理店です。たいてい行列になっていますので、質素な店構えとは対照的に目立っています。
入店後に何度も「火事だ」と思い、逃げようとしたことがあります。マックスの火力を使って全力投球で調理しており、その姿には胸を打たれます。当然、グルメ誌の取材は受けていますが、店主のコメントはほとんど見たことがありません。客足が途絶えないため、ひたすら調理し続けているのでしょう。
画像は、「半炒飯」です。繰り返しますが、halfの「半」です。
横浜中華街の有名店をほぼ全店制覇した友人を連れて行ったのですが、このレベルの炒飯はなかなかないと絶賛していました。米の一粒ひとつぶに火が生きています。使い込まれた中華鍋と戦闘能力を有するレベルの超絶火力が生み出す究極の味わいです。
ある古い人気漫画のザコキャラが、「汚物は消毒だあ」と言いながら火炎放射器を使っていましたが、ここの店主が使う火力は、それよりもはるかに強力です。
Posted at 2023/01/31 17:06:54 | |
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