
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
間もなく、伝説のユニットCOMPLEXが、13年ぶりに再結成され、東京ドームでのチャリティ・コンサートを行います。前回と同様に、震災復興支援を目的にしており、「日本一心」と銘打たれた超大型のイベントです。
布袋寅泰、吉川晃司ともに、「音楽で組まなかったら、俺達は親友になれたかもしれない」と公言するほど気が合うようです。裏返すと、20代のときに、壮絶な喧嘩別れをしていたことが窺えます。
前回2011年の「日本一心」では、吉川氏が苦悩する映像がTV番組のドキュメンタリーで放映されていました。「45歳を過ぎた自分が、20代のときの作品で仕事をするのは、非常に辛い」とのことでした。「会社勤めの人にも、そういうのってあると思うんですよ」とも語っていました。
ずばり、「よくぞいってくれた」と思いました。芸能人でも同じ心境になることがあると知り、とても嬉しかったです。
これとは、まったく対照的なのが、菊池桃子さんです。40年前の曲を楽しそうに歌い、持ち歌をとても大切にされているのが分かります。彼女は、10代のときに、歌詞とメロディがともに難しい大人の曲を歌わされていたため、ようやく曲に見合ったレベルまで自分が成長できたとの思いがあるそうです。
一例として、「オーシャン・サイド」というアルバム曲では、発声のディテールが少し異なっているのを、ディープなファンは知っています。
先日のトークショーで、桃子さんがその理由を明かし、なるほどと思いました。当時15歳だった桃子さんが、大人っぽく歌わないといけないという重圧を感じながら、精いっぱい大人の歌いかたを意識して歌唱したそうなのです。レコーディング途中で、自分の声に嫌気がさして脱走してしまったこともあったと聞きました。あげくの果てには、「君の声がこの曲のイメージにぴったりなんだよ」と作曲の林哲司に諭されたそうです。
ある意味、とても痛い曲なのですが、その真摯さがいじらしく、なおさらファンの心に突き刺さってしまうのです。
総括すると、COMPLEXでは、「楽あれば苦あり」のような話になっており、反対に、今の桃子さんでは、「苦あれば楽あり」なのでしょう。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、俺との大人の恋愛を通じて、歌唱の楽しさが増して行ったんじゃないの~。
拙者、沖縄を8回訪問しています。いずれも東京からの商用出張で、日帰りでした。一度だけ、台風直撃で帰京できませんでしたが、観光なしでしたので、実質的には日帰りと変わりありません。
那覇発羽田行きの最終便は、オフシーズンになると空いていることが多く、中央の席を全部独り占めしてベッドとして使うことができました。桃子とお忍びで旅行するなら、帰路は最終便と決めています。構想40年、実現遠し。切腹!(桃乃木侍)
Posted at 2024/04/29 08:22:22 | |
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